こんにちは、節約家のMMです。
現在妻と息子は毎週近所の教会が開いているクラスに通っているのですが、そこの教会では英会話のクラスがあり、毎週特定のお題に沿ってディスカッションがされています。
「もし他人になれるのであれば誰になりたい?」とか「アメリカと自分の母国で一番違いを感じるところは?」とか「今までの旅行先で一番良かった所は?」とか、話しやすく他人も興味が持ちやすいテーマで面白そうだなと思っていました。
その中のテーマの一つで「もし100億円を手に入れたらどう使う?」というものがありました。
お金について考えている自分にとってとても興味深いテーマでしたので、自分だったらどうするかについて考えてみました。
1億とか2億であればかなり現実路線でいけるのですが、100億円となると話はガラリと変わります。
目次
パッと思う浮かんだ100億円の使い道
この質問を聞いて一瞬で思い浮かんだ使い方を挙げてみます。
項目 | 金額 |
---|---|
住居費 | 0.5億円 |
生活費 | 3億円 |
資産運用 | 70億円 |
自由 | 26.5億円 |
計 | 100億円 |
住居費 0.5億円
まず思い浮かんだのは家を買うことです。
一軒家を買うことは長年の夢ですし、高い買い物というとまず家が挙がってきます。
現実的には郊外に2,500万円程の住宅を買いたいと思っているのですが、少し多めにして0.5億円(=5,000万円)としました。
生活費 3億円
次は生活費の確保が思い浮かびました。
これから家族が増えるかはわかりませんが、仮に3人子供がいた場合の教育費は5,500万円と試算をしました。(参照記事:子供3人を育てるために掛かる費用を計算してみた 教育費編)
また老後の資金は6,000万円と試算をしました。(参照記事:老後に必要なお金は6,000万?夫婦二人60歳定年前提で試算してみた)
これで1.1億円となり、具体的な生活費の試算をしていませんが、教育費も確保し、家も買い、老後資金も確保していれば、残り1.9億円で十分な生活が出来ると考えました。
資産運用 70億円
3番目に思い浮かんだのが資産運用です。
使い切るのではなく、金持ち父さんでいうお金を生み出してくる「資産」を買うことが必要だと考えました。
具体的にどこと決めているわけではありませんが、株式や不動産が対象です。
全体の70%を資産運用に回せばとりあえず減る一方ということは無いかと思います。
自由 26.5億円
残りを自由に使うお金としました。
まずお互いの両親に家のリフォームや購入をします。
残りの金額についてはパッとは特には思いつきませんでした。
考えた後の3つの自問
パッと思いついたのは上記の通りですが、その後に3つの疑問が湧いてきました。
仕事は辞める?
一つ目は仕事を辞めるかどうかです。
これは以前から考えていることですが、サラリーマンは辞めるかもしれませんが、働くことは続ける予定です。
「新しいパパの働き方」という本に書いてあったのですが、やはり子供は父親を通して社会を学ぶ傾向がある、とあったので教育のためにも働いている姿は見せようと思います。
あとお金を気にしなくなったら、直接的に人のためになる仕事をしたり、自分が好きな仕事をやってみたいです。
野球をやっていたのでやはり野球関係が良くて、指導者だったり独立リーグ(プロ野球)の球団経営を通して地方の経済活性化に貢献したいなと思います。
生活水準はどうする?
2つ目として生活水準はどうするか、ということですが、これは維持するつもりです。
豪邸に住んだり、良いものを食べたり、頻繁に海外旅行に行ったりしても100億円を使い切ることは早々無いはずです。
個人的な考えですが、そのような生活をしているとどんどん幸せのハードルが上がって、際限が無くなり、人生の難易度が上がってしまうように思います。
また子供にも良くない影響がありそうです。
世界の富豪たちがそうしているように、現在の生活水準を維持したいです。
資産運用って必要?
3つ目は資産運用が必要かどうかです。
上記では全体の70%を資産運用に回すとしましたが、そもそも自分の資産運用の目的はお金を少しでも増やすことで人生を楽にすることでした。
ですが、100億円あれば生きていくには十分過ぎますので、増やす必要は全くありません。
なので、資産運用は必要ではなく、このお金はやりたいことであった球団経営(独立リーグ)の資金に回しても良いと思います。
お金のことを考えなくて良いって幸せ?
世の中の悩みの9割はお金に関することと言われています。
僕自身もやはりお金に関する不安はあるので、勉強をしていますし、少しでもお金の悩みを減らせるよう実践を行い、究極的には経済的自由を目指しています。
もし100億円を手に入れたらお金に関する悩みは一気になくなり、念願の経済的自由を手に入れることが出来ます。
今まで考えてきたお金のことについて気にする必要は無くなります。
自分が100億円を手に入れてお金について全く考えなくて良い状況を真剣に想像してみたのですが、あまり楽しくないかも。。と思ってしまいました。
これが1億や2億、もしくは10億であれば、万が一に備えて増やすことを考えますね。
ですが、100億というと全くお金のことを考えなくて良くなります。
経済的自由が欲しくてお金の勉強を頑張っているはずなのに、いざ経済的自由を手に入れてお金のことを考えなくて良くなるのが楽しくなさそうというのは皮肉ですね。
節約や資産運用を通して「考える」ことが楽しい
お金に関して楽ができるように日々節約や資産運用をしています。
どういうやり方が良いかを調べ、実践し、結果が思った通りで無ければまた別の施策を講じます。
間違いなく使えるお金を増やすことが目的であり、節約は資産運用は手段でしかないのですが、その過程が楽しいというのもまた事実だと思います。
スポーツでも練習をして実戦に挑み、そこで結果が出せれば更なる高みのためにまた工夫をする、という一連の流れをお金でも感じているのかもしれません。
なので100億円を手に入れても、お金のことを全く考えなくなるのではなく、やはりある程度は考え続けるのかなと思います。
一般的な意見
「もし100億円を手に入れたらどうする」という質問に対して、妻のクラスで出た一般的な意見を紹介します。
- 日本とアメリカ(本土)とハワイに家を買う
- 人をたくさん雇う(家事手伝い、家庭教師、シェフ)
- 地元の図書館を建て替える
- 家を建てる
- 好きなだけ買い物をする
この意見を見ると自分は真面目に考えすぎているのかなと思いますね。
まとめ
もし100億円を手に入れても、結局普段の生活は大きく変わらないかもしれません。
球団経営をやってみようと思うものの、具体的に何か準備をしているわけではないのですぐに行動には移せなさそうです。
そうなった時のために今から行動をしておかなければですね。
このテーマは自分が本当は何をやりたいのかを考えるには良いかもしれません。
コメント
[…] マネー系ブログSavvyに生きるの「念願の経済的自由!もし100億円を手に入れたら何に使う?」を読んで思いました。 […]