こんにちは、兼業投資家のMMです。
ここしばらくはアメリカ株式市場も調整相場となっていましたが、雇用統計で予想以上の伸びを見せたこと、アメリカ企業の第一四半期の決算状況が良いことで再び活況を取り戻しています。
ハイテク株が多い NASDAQ や アメリカ経済の指標となっている S&P 500 は史上最高値を記録するなど、トランプラリー時のような状況になっています。
それでは最新のアメリカ株運用状況を確認していきます。
米国資産運用状況まとめ
現在の運用状況は下記の通りとなっています。
全体
投資総額 $17,404 (約191万円) に対し時価総額 $19,887 (約219万円)、運用益+$2,483(約27万円)、損益率は +14% となっています。
損益率は前月と比べると +2% となりました。
米国市場の上昇と共に損益率も上昇した結果となりました。
個別分析
個別の状況を見て行こうと思います。
投資信託
投資信託は基本的にS&P500インデックスファンドですので、米国株式市場とほぼ同じ動きをしており、米国市場の伸びと共に上昇しました。
また世界経済インデックスファンド(米国以外)はフランス大統領選の結果を受けて大きく上昇しています。
ETF
雇用統計の結果から金利上昇が見込まれ、REITが下がりました。
原油安の影響でガソリン価格も下がっています。
個別株
個別株は全体的には+4.3%と大きく伸びました。
ヒューレットパッカード(HPQ)は、需要が復活しているPC事業が絶好調で、世界市場でのシェアも伸ばしており、各アナリストも “買い”のサインを出したことで更に株価が対前月で17%上昇しています。
石炭事業を行うサンコークエナジーパートナーズ(SXCP)は、トランプ大統領の石炭回帰を背景に需要が伸び、決算では市場を上回るEPSとなったこと、筆頭株主の株買い増しがあり、対前月で22.2%の伸びです。
フラッシュメモリ最大手のウェスタンデジタル(WDC)は、フラッシュメモリの世界的需要の高まりと昨年5月に買収をしたサンディスクとの相乗効果が出てきたことで、決算も予想を大幅に上回り、対前月17%の伸びとなりました。
唯一大きく下げているのが陸運大手のセラドングループ(CGI)で、不適切な会計処理があり、再提出を求められていることで売りが殺到、対前月-33%となっています。
他は基本的に市場と同等に伸びています。
コア・サテライト比率
コア・サテライト比率を見ていきます。
コアの損益率は +8%、サテライトの損益率は +24% となっています。
毎月の投資積立額
毎月家計から投資資金として $815 (約9.5万円) を捻出しています。
臨時収入や家計好転の余りが出た場合は、サテライトの個別株 or 投資信託に上乗せをしています。
投資先は下記の通りです。
投資先 | 区分 | 金額 |
---|---|---|
米大型バリュー株ファンド | コア | $180 |
世界経済インデックスファンド(米国除く) | コア | $175 |
S&Pインデックスファンド | コア | $170 |
米小型株バランスファンド | サテライト | $130 |
個別株 or 投資信託 | サテライト | $160 |
現在は $1,700の余剰資金がありますが、バリュー株が見つからないため債券へ投資をすることになります。
現在必死に勉強中です。
投資スタンス
インデックス投資及びバリュー投資です。
ウォーレン・バフェットの師、ベンジャミン・グレアムの手法に則っています。
*参照記事 バリュー投資家必見!ベン・グレアムの割安株を選ぶ7つの基準
個別株はおもしろい
最近はバリュー株に見合う銘柄が無いため、新規で個別株を買っていませんが、やはり個別株は面白いと思います。
自分の基準で買った銘柄がどうなっていくかを見るのも面白いですし、決算を追いかけたり、その企業の業界の事を少しでも知ろうとするので勉強にもなります。
ジョージ・ソロスが残している下記の言葉は胸に刻んで置かなければいけませんが、多少は楽しい方が長く続けれれますね。
If investing is entertaining, if you’re having fun, you’re probably not making any money. Good investing is boring.
「もし株式投資がおもしろくて、あなたが楽しんでいるのであれば、おそらくお金を作り出すことは出来ない。
良い投資というのは退屈なものである」
参照 良い投資は退屈である!世界的投資家ジョージ・ソロスの格言に学ぶ投資の心得
まとめ
今月は久々にプラスとなりました。
待機資金がある程度あるので、投資先を模索中ですがおそらく米国債券になるかと思います。
バリュー株が出てきてくれればそちらに投資をしたいと思うのですが、もう長い間基準に合う銘柄もありませんので、ベン・グレアムの教えに則って債券を見てみます。
また来月もコツコツやっていきます。