こんにちは、兼業投資家のMMです。
先月はS&P500が最高値を記録するなど強い上昇傾向があった米国株式市場ですが、先日は過熱感からハイテク株が売られるなど、実態より買われすぎ感があるといったニュースがよくでてきます。
といっても基本方針は毎月積み立てていくことをメインにしていますので特にやることは変わりません。
それでは最新のアメリカ株運用状況を確認していきます。
目次
米国資産運用状況まとめ
現在の運用状況は下記の通りとなっています。
全体
投資総額 $18,925 (約208万円) に対し時価総額 $21,517 (約237万円)、運用益+$2,592(約28.5万円)、損益率は +13.7% となっています。
損益率は前月と比べると -0.6% となりました。
メインの投資信託は上昇しましたが、個別株の下落が全体のマイナスに繋がりました。。
個別分析
個別の状況を見て行こうと思います。
投資信託
投資信託は基本的にS&P500インデックスファンドですので、米国株式市場とほぼ同じ動きをしており、米国市場の伸びと共に上昇しました。
また世界経済インデックスファンド(米国以外)はイギリスの選挙結果は特に影響なく、先月と同様に伸びました。
ETF
好調な市場を背景に先月と同様REITが上昇しました。
原油安の影響でガソリン価格は下がっているため、ガソリンETFは下がっています。
個別株
個別株は全体的には-5.1%と大きく下げました。
ハイテク株であるヒューレットパッカード(HPQ)とウェスタンデジタル(WDC)は他のハイテク株同様に過熱から売られ、大きく下げました。
またコモディティ価格に影響を受けるサンコークエナジーパートナーズ(SXCP)とホリーフロンティア(HFC)をも原油価格の下落で下げました。
コア・サテライト比率
コア・サテライト比率を見ていきます。
コアの損益率は +9.8%、サテライトの損益率は +19.4% となっています。
毎月の投資積立額
毎月家計から投資資金として $1,015 (約11.2万円) を捻出しています。
投資先は下記の通りです。
投資先 | 区分 | 金額 |
---|---|---|
米大型バリュー株ファンド | コア | $180 |
世界経済インデックスファンド(米国除く) | コア | $250 |
S&Pインデックスファンド | コア | $250 |
米小型株バランスファンド | サテライト | $130 |
個別株 or 投資信託 | サテライト | $205 |
臨時収入や家計好転の余りが出た場合は、サテライトの個別株 or 投資信託に上乗せをしています。
現在は $1,300の余剰資金があります。
投資スタンス
コア戦略としてインデックス投資、サテライト戦略としてバリュー投資であり、お金を減らさない防衛的投資家のスタンスをとっています。
ウォーレン・バフェットの師、ベンジャミン・グレアムの手法に則っています。
マイポートフォリオを見て思うこと
現在のポートフォリオは2015年5月から作られたものです。
最初はインデックス投資だけで、目的も資産を増やすよりは自分の知識を増やすことでした。
それから徐々に知識もついてきてインデックス投資でもいくつかのインデックス銘柄を買ったり、リスクヘッジでETFを買ったり、バリュー株への個別株投資も行いました。
ある程度知識がつい今の自分からマイポートフォリオを見て思うことは次の3つです。
投資信託はS&P500と世界経済インデックスで十分
現在のメイン投資は投資信託によるインデックス投資ですが、米大型バリューファンド、S&P500インデックス、世界経済インデックス、米小型バランスファンドと4銘柄に投資をしています。
世界経済インデックスを除く米国内投資信託の3つは手数料も値動きもほぼ変わりません。
*米大型バリューのみ配当金を多く出す関係でトータルリターンが少ない。
これは当時色々勉強のために投資先を広げていったことによるものですが、今の自分から見ると S&P500 一本の方がスッキリして管理も楽になります。
今後統一を検討しようと思います。
ガソリンETFは必要?
原油の動きがよく分からなかったことで、サテライト投資の一環でガソリンETFを買ってみましたが、今はある程度コモディティ価格、原油価格の変動要素を理解できるようになりました。
購入以来一度も含み益になっていませんが、本来の目的を達成したのでもう売却しても良いかもしれません。
個別株の投資金額が少ない
個別株は現在8銘柄ありますが、どれも投資額が10万円未満となります。
サテライト戦略としていますので、コア戦略をサポートしてくれれば問題ありませんが、ある程度含み益が出ている今から見るともう少し金額を増やしても良かったかなと思います。
個別株を買い始めた2015年は今より割安株が多かったのですが、中国危機を始めとして市場の乱高下が激しく、個別株投資初心者であった自分にはいくら割安株といえど大金を投資するという決断は出来ませんでした。
今でこそ含み益ですが、長らく含み損でしたので、当時の判断としては間違ってなかったと思います。
ですが、次に投資する際はもう少し金額を増やすかもしれません。
あくまでコア戦略はインデックス投資であるということは忘れてはいけませんね。
まとめ
今月はマイナスとなりました。
そろそろ帰国を見据えて売却時期を検討する時期となります。
また来月もコツコツやっていきます。