こんにちは、MMです。
現代社会にとって「お金」は無くてはならないものです。
ですが、そのお金に関してしっかり勉強している人はあまり多くはありません。
確かにお金にそこまで詳しくなくても問題なく暮らしていくことができますが、現在の高度に発展した資本主義経済下においては、「お金に詳しいこと」は大きなメリットをもたらしてくれます。
今回は「お金に強くなることのメリット」について考えを述べたいと思います。
どんなにエリートでも「お金」について学ぶ機会は無い
資産運用のバイブルとして有名な「金持ち父さん、貧乏父さん (原題 Rich Dad, Poor Dad)」には下記のような一説があります。
どんなにエリートでも「お金」について学ぶ機会が無い。だからどんなに高い給料をもらってもその分支出を増やし、一生お金に苦労する
自分自身のことを振り返ってみても、小学校から大学まで受けた授業の中で「お金」について学んだことは一回もありません。
経済や貨幣、財政についての授業を受けたことはありますが、「お金の使い方」や「お金の貯め方、殖やし方」について教えてもらったことは無いです。
むしろ人前で「お金」の話をすることは忌み嫌われる傾向があります。
実際に高学歴であったり、大企業に勤めていたり、仕事が出来る人であっても、家計や資産運用については全く手付かずというのはよくあることです。
しかし一度お金について詳しくなれば、知らない人に比べて有利になるのは間違いありません。
これは日本だけでなく、アメリカでも同様のことあ言えます。
「お金」に強くなることは会社で働く上で有利になる
会社で働く上でもお金に詳しいことは有利になります。
会社において絶対的な基準になるものは「お金」です。
売上、利益、経費等、会社の事業活動は全て「お金」にまつわる客観的データとして表されます。
そしてその客観的データは貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書で可視化されます。
経理や予算担当ならまだしも、それ以外の人で貸借対照表や損益計算書をしっかり読める人、意識している人は多くありません。
企業の最大の目的の一つに「利益の追求」というものがあり、ここでいう利益とは損益計算書にでてくる利益のことです。
ですので損益計算書上の利益を理解している人は働く上で有利なことが多いです。
これらの数字を引き合いに出したら反論できる人はまず居ません。
ここら辺は別記事の「サラリーマンが社内での立場を強くするためには「投資家リーマンになること」」で書いた内容と同じになりますね。
雑談とかでも投資関係や株価、為替についてさっと語れると、「お、勉強しているな」とされる風潮がありますので、そういう意味でも得です。
「お金」に強くなることは私生活でも有利になる
生きていくためには「お金」が必要です。
「お金に強くなる」ということは「賢く生きられること」を意味します。
僕らが生きている資本主義社会で、「お金」を理解することは「ルール」を知ることです。
どんなに球が速くても、野球のルールを知らなければ野球で活躍することは出来ません。
どんなに力があっても、柔道のルールを知らなければ柔道の試合で勝つことは出来ません。
同様にどんなに頭が良くても、資本主義のルール(=お金)を知らなければ資本主義社会で賢く生きることは出来ないのです。
具体的には、収入と支出の関係、投資、節約、金利、複利、不労所得等、「お金」に関しては知っている者勝ちです。
極端な例ですが、年収300万円で「お金」を理解している人と、年収1,000万円で「お金」を理解していない人では、年収300万円で「お金」を理解している人の方がお金に困らないで生きていけると考えています。
*年収がいくら高くても浪費癖や出費が多くてお金が手元に残りませんね。
ここでは学歴も経歴も肩書も関係なく、ある意味公平な実力主義ということが出来るかもしれません。
まとめ
「お金」の学びに関しては、誰に教えてもらうものでもありませんので、気づいた者勝ちです。
教えてもらったとしてもその重要性に気づけるかどうかはまた別問題ですので、「お金」に関して興味があるというのはある意味才能と言えます。
収入はわかりやすいので注目されやすいですが、それ以外の支出だったり、投資だったりは複雑であったり、わかりづらかったりで、面倒なこともあります。
ですが、「お金」に強くなることは会社で働く上でも、私生活でも絶対にプラスになります。
しっかりモノにして、人生を賢く生きたいですね。