こんにちは、予算担当のMMです。
2017年の年間家計簿がまとまりましたので公開します。
現在アメリカに海外赴任中ですので、金額は全てドルとなります。
目次
2017年総支出額 (対予算比較)
2017年の年間支出額を今年の支出予算との比較で見てみます。
下記は左から年間予算、年間実績、差異、実績の各費目が全体の何%かを示しています。
収入に関しては予算通りの $51,591 (約568万円)でした。
支出に関しては予算 $51,591(約568万円)に対して、$43,952 (約483万円)と $7,639 (約84万円) の好転となりました。
対予算好転の主要因
対予算で大幅な好転となりましたが主な理由は下記の3つです。
- 生活変動費のガソリンが今年も低価格であったこと ⇒ $1,094(11万円)の好転
- 自動車保険費が下がったこと、暖冬で石油代が下がったこと、自動車点検の頻度を見直したこと ⇒ $3,750(41万円)の好転
- クレジットカードポイント使用等により旅行費の使用が少なくなったこと⇒ $2,828(約31万円)の好転
元々好転させられるような予算にしていますが、2016年は対予算 $4,772(約52万円)の好転に対して、今年はそこから更に $2,900(約32万円)の好転となっています。
今年はクレジットカードのポイントで旅行に行ったことが去年に比べて支出が減った理由と言えそうです。
2017年の実質生活費は $28,172 (約310万円)
我が家で実際に掛かった生活費は、生活固定費 + 生活変動費 + 生活積立費 + 旅行費積立 になりますので、それらを合計すると 年間合計$28,172 (約310万円)、月平均 $2,348 (25.8万円) となります。
昨年同様アメリカの平均年間支出額と比較をしてみます。
アメリカ合衆国労務省労働統計局のデータでは、2016年のアメリカにおける年間平均支出額は $57,311 (630万円) となっており、月平均では $4,776 (53万円) となっています。
このデータは全てのアメリカ人が対象となっていて、独身の人、夫婦で住んでいる人、子供がいる人など、あらゆる種の人の平均支出額になっています。
そのため単純比較はできませんが、この平均額と比べた場合 $29,139 (321万円) 支出を抑えられている = 節約できている と言う事が出来ます。
ただ海外駐在員はアメリカ人の負担の多くを占める住居費、医療保険が掛かっていない、ということは理解しておかなければなりませんね。
2017年支出実績 vs 2016年支出実績
次は予算との比較ではなく、2016年の支出実績と比較してみます。
下記は左から2016年年間実績、2017年年間実績、差異、2017vs2016の比率を示しています。
収入
収入は2016年より $132(1.4万円)減となりましたが、日本での生計費が下がったことで給料も下がりました。(参照 海外赴任後の給料ってどうなる?現役海外駐在員が仕組みを解説してみる)
支出
支出は$2,999 (33万円)の好転となりました。
生活固定費
他支出が増えたために夫小遣いを減らしたこと、夫婦スマホをMVNOにしたことで好転しました。
生活変動費
生活変動費は $1,074(12万円)の増となりましたが、主要因は食費増になります。
子供の食べる量が増えてきたことによる増なので、良い事です。
生活積立費
いずれも大きく好転しました。
自動車保険が年々下がっていること、今年は暖冬であること、車点検の頻度を見直したことによるものです。
貯蓄
現金預金を減らして投資を増やしたこと、旅行費の好転はクレジットカードポイント使用によるものです。
2017年の毎月の予算
今回の振り返りを受けて2018年の毎月の予算を作成しました。
生活変動費では、ガソリン費と交際費を減らして食費と日用品(子供費)を増やしました。
また大きく好転としている自動車保険費、灯油費を減らして投資額を増やしました。
既に何度も見直しをして大きく改善する余地はありませんが、微調整でより良い予算にしていこうと思います。
年間支出把握は予算作成にとって重要
大変なことですが、一年間分の支出データを取っておくと、それをもとに予算を作ることが出来ます。
もちろん支出実績が無くても、何となくで予算を作ることができますが、精度は間違いなく上がります。
ですので、出来れば年間を通じての支出を管理して、精度の高い予算を作っていきたいですね。
支出がわかると、どれだけお金を使って良いかもわかります。
できる限り無駄な支出を減らして、使えるお金を増やしていきましょう。
家計の予算作成が出来れば、企業の予算作成もできる
実績データを使って予算を作るというプロセスは、企業における予算作成プロセスと全く同じです。
企業の場合は色んな部署が絡んでいるので他の人の協力が必要ですが、家計の場合は自分一人で完結できます。
家計管理の経験というのは個人的には企業内での予算管理より実践的だと考えています。
家計管理経験者が企業に優遇されるようになれば良いですね。
まとめ
2017年も年間を通じて予算を下回ることができました。
支出減はクレジットカードポイントが主要因ですが、実は休みがあまり取れず、あまり旅行に行くことが出来なかったことも一因です。
楽しみを削っての支出減というのは本末転倒ですので、予算を取っている以上はしっかり使って楽しむことも必要だと考えています。
やみくもに支出を減らすことだけではなく、支出減の質も求めて行きたいです!
コメント
[…] 制の活用が有効と感じました。 予算についてはTwitterでフォローさせていただいている「savvyに生きる」を参考に作成。 我が家のとりあえずの費用を概算して予算を立てる事としました。 […]