こんにちは、予算担当のMMです。
ようやく2016年の年間支出額がまとまりましたので公開します。
現在アメリカに海外赴任中ですので、金額は全てドルとなります。
目次
2016年総支出額振り返り
2016年年間の総支出額を纏めてみました。
収入
収入は予定通り $51,723 でした。
1/10時点の終値115.76円換算ですと 599万円に相当します。
ですがアメリカの物価は高いので、日本円の感覚とは少し違うかもしれません。
支出
支出は年間トータルで$46,951 (543万円)、対予算では $4,772 (55万円)の好転となりました。
予算は好転させるものですので、年間を通してこれだけの額を好転させられたのはかなり良かったです。
生活積立費の好転は妻の努力によるもの、生活積立費は僕の努力?によるものですので、夫婦で協力して好転させることが出来ました。
生活固定費
小遣いに関しては予定通りとなりました。
通信費に関しては、昨年僕も妻もスマホをMVNO(格安SIM)に変更しましのたで、その分好転させることが出来ました。
生活変動費
日用品費(こども)以外は対予算好転で終わることができました。
ガソリン費、電気代は原油安の影響で支出がかなり抑えられることが出来ましたので、外部環境に救われた形でラッキーでした。
生活積立費
いずれも大幅な好転で終わりました。
自動車保険費は保険のカバーの範囲を狭くしていることで費用を抑えているため、ある程度自分で積み立てておいております。
今年も特に事故もなく過ごせましたので、好転しました。
灯油費は原油安と暖冬に助けられて費用が大幅に好転でしました。
貯蓄
概ね予定通りとなりました。
昨年は日本に帰ったり、近場にちょくちょく旅行に行ったりしていましたが、旅行積立費を浮かせることが出来ました。
2016年の実質生活費は $31,672。平均支出と比べてどう?
我が家で実際に掛かった生活費は、生活固定費 + 生活変動費 + 生活積立費 + 旅行費積立 になりますので、それらを合計すると $31,672 (366万円)になります。
月平均にすると $2,639 (30.1万円) となり、日本円で見ると意外と生活費が高いのでは無いかと感じます。
ですのでアメリカの平均支出と比べてみます。
アメリカ合衆国労務省労働統計局のデータでは、2015年のアメリカにおける年間平均支出額は $55,978 (648万円) となっており、月平均では $4,665 (54万円) となっています。
このデータは全てのアメリカ人が対象となっていて、独身の人、夫婦で住んでいる人、子供がいる人など、あらゆる種の人の平均支出額になっています。
そのため単純比較はできませんが、この平均額と比べても $24,306 (281万円) 支出を抑えられている = 節約できている と言う事が出来ます。
ただ海外赴任者特権の住宅費が掛からないことが大きく寄与していることも忘れてはいけませんね。
2017年の毎月の予算
今回の振り返りを受けて2017年の毎月の予算を作成しました。
年間を通じて大きく好転していた、ガソリン費、灯油費を減らして、不足気味だった食費、交際費、日用品費(こども)、日用品費、そして投資を増やしました。
今年の懸念としては、アメリカ経済が順調に成長しインフレによる生活費増が見込まれること、中でも原油価格の戻しでガソリン費と灯油費の上昇が見込まれることです。
そこは更なる見直しで何とか乗り切りたいと思います。
削れる所は削りましたが、改善余地を探していきます。
年間支出把握は予算作成にとって重要
大変なことですが、一年間分の支出データを取っておくと、それをもとに予算を作ることが出来ます。
もちろん支出実績が無くても、何となくで予算を作ることができますが、精度は間違いなく上がります。
ですので、出来れば年間を通じての支出を管理して、精度の高い予算を作っていきたいですね。
支出がわかると、どれだけお金を使って良いかもわかります。
できる限り無駄な支出を減らして、使えるお金を増やしていきましょう。
家計の予算作成が出来れば、企業の予算作成もできる
実績データを使って予算を作るというプロセスは、企業における予算作成プロセスと全く同じです。
企業の場合は色んな部署が絡んでいるので他の人の協力が必要ですが、家計の場合は自分一人で完結できます。
家計管理の経験というのは個人的には企業内での予算管理より実践的だと考えています。
家計管理経験者が企業に優遇されるようになれば良いですね。
家計を管理できる人が多くなれば、税金に頼らず各個人で対応できるようになり、日本の財政改善にも繋がるかもしれません。
まとめ
2016年は予算を下回る支出実績に抑えられ、とても良く出来たと思います。
日本円だと金額が高く見えますが、我が家は海外赴任者の中では圧倒的に支出を抑えられている方だと思います。
健康を損なったり、普段の生活がつらくなるまで節約をすることは本末転倒ですが、健康的で楽しい生活を送れる限りにおいて、更なる生活費減を狙っていこうと思います。
節約するには頭を使う必要がありますので、フル回転させて今年も支出を抑えていこうと思います。