こんにちは、節約家のMMです。
世界中の投資家のバイブルとなっている「金持ち父さん、貧乏父さん」ですが、僕もアメリカに来てから読みました。
自身の幼少期の経験から書かれていますので、とても読みやすいですし、投資家として多くの気づきを与えてくれる本でしたので、ぜひおススメしたいです。
『どんなにエリートでも「お金」について学ぶ機会が無い。だからどんなに高い給料をもらっても支出を増やし、一生お金に苦労する』
上記は資本主義の中で賢く生きるヒントを与えてくれる文章だと思っています。
お金について詳しくなればなるほど、お金への苦労は減り、楽に過ごせると考えています。
今回は「金持ち父さん」の話を絡めた「自家用車」についての持論を展開していきます。
「金持ち父さん」の “資産”と”負債”の定義
「金持ち父さん」の本の中では、”資産”と”負債”の意味を一般的なものと違い、以下の通りに定義しています。
- 資産・・・持っているだけでお金を持ってきてくれるもの
- 負債・・・持っているだけでお金を取っていくもの
資産の具体例としては、不動産、著作権、株式(配当金)、ブログ、等が挙げられます。
いずれもストック収入と言い換えることが出来るかもしれません。
負債の具体例としては、住居としての家 や 自家用車 が挙げられ、利益を生まずむしろ固定資産税や車両税、ガソリン代など支出をもたらすだけなので、負債という扱いになります。
負債をいかに減らし、資産をいかに増やすかが経済的自由を手に入れる鍵となります。
「自家用車」は “負債”?
「金持ち父さん」の定義で言うと、自家用車は間違いなく負債になります。
初期費用として車の購入費が大きく関わりますし、その後もガソリン費、車検費、定期点検費など、お金は出て行く一方です。
自家用車を使ってUberドライバーをやってお金を稼ぐことはできますが、持っているだけでお金が入ってくるものではありませんので、どう考えても資産ではありませんね。
経済的自由を手に入れるために、お金持ちになるためには、資産を増やし負債を減らすことが必須ですので、この考えに基づくと、自家用車は持つべきでは無いですし、手放すべきになります。
公共交通機関がありますので、車無しでも生活はできるのです。
自家用車のメリット
確かにお金が出て行く一方である自家用車は負債であるという見方もあります。
ですが、自家用車のメリットは何でしょうか?
個人的には「時間」を節約できることが最大のメリットだと感じています。
アメリカに来る前は東京都内に住んでいましたので、車は持っておらず、移動は電車・地下鉄でした。
都内だとJR、私鉄、地下鉄も大体5分おきに電車が来ますし、終電も深夜1時近くまでありますし、大抵の場所に駅がありますので乗り継ぎをすればどこへも行けました。
ですがアメリカで車生活に慣れると、車の方が電車よりも遥かに便利で早いということに気づきました。
時間を生み出すものは”資産”である
お金は資本主義の世界で賢く生きていくために必要なものですが、時間はお金よりも価値があるものです。
世界中のどんな富豪でも時間を手に入れることは出来ません。
時間があれば何でも出来る可能性があります。
その時間を使って新たにお金を生み出すことも出来ますし、自分の趣味の時間に使うことも出来ますし、家族との時間を過ごすことも出来ます。
時間というお金よりも価値のあるものを手に入れることが出来る自家用車は、個人的には“資産”になります。
アメリカで自家用車を持つまでは、お金>時間で、時間を掛けてでも節約すると考えていたので、この考えに至ったのは海外赴任のおかげかもしれません。
参照記事:経済的自由を手に入れることは「時間」を手に入れること
まとめ
時間を生んでくれるものは資産です。
確かにお金は出て行きますが、人生の目的はお金を貯めることではなく、幸せに生きること。
その幸せに繋がる要素をもたらしてくれるものは資産だと考えています。
維持費は掛かりますが、日本に帰っても車は持ち続けたいなと思います。
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