マネーの「ノブレス・オブリージュ」。金融リテラシーを持つ者の取るべき行動

こんにちは、個人投資家のMMです。

日本には弱きを助け、強きをくじく「武士道」という考えがありますが、欧米にも「ノブレス・オブリージュ(Noblesse Oblige)」という少し似ている考えがあります。

直訳すると「貴族の義務」となりますが、意味合いとしては「持つものが持たざるものを助ける」になり、米国の富豪達が多くの寄付をするのもこのノブレスオブリージュが背景にあると感じています。

持つものと持たざるものの関係はお金だけでなく、金融リテラシーにもあてはまります。

上には上がいることは十分承知をしていますが、自分自身も金融リテラシーに関しては持っている方だと思います。

今回はマネーのノブレスオブリージュとして、金融リテラシーを持つ自分が取るべき行動についての意見を述べてみます。

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ノブレス・オブリージュとは

上記に簡単に述べていますが、改めてウィキペディアより引用してみます。

ノブレス・オブリージュ(仏: noblesse oblige ノブレ(ッ)ソブリージュ)とは、直訳すると「高貴さは(義務を)強制する」を意味し、一般的に財産、権力、社会的地位の保持には責任が伴うことを指す。

古代ローマにおいては、貴族が道路や建物などのインフラストラクチャー整備などの建築費を支払うことがあった。その代わり、建設した道路や建物に自分の名前をつけることもあり、例えばアッピア街道は、アッピウス・クラウディウス・カエクスによって建設された

貴族が21世紀の現在も存在するイギリスでは、上流階級にはノブレス・オブリージュの考えが求められている

アメリカ合衆国では、セレブリティや名士が、ボランティア活動や寄付をする事は一般的なことである。これは企業の社会的責任遂行(所謂CSR)にも通じる考え方でもある

富裕層や有名人、権力者や高学歴者であることの特権は持たない人々への義務によって釣り合いが保たれるべきというモラルエコノミーの要約として用いられます。

自由競争の資本主義では格差は拡大する

アメリカにいると自由競争であることを強く感じ、アメリカンドリームと呼ばれる巨額の富を手に入れる人もいれば、貧困に陥る人も多くいます。

市場原理に任せて自由競争を活発化させればそこには当然格差が生まれます。そしてここでの格差はマネーだけではなく、マネーリテラシーにも格差が発生します。

資産運用の世界的バイブルである「金持ち父さん貧乏父さん」には「世界のどんなエリートでも金融教育を受ける機会が無い、なのでお金で苦労する」とあります。

ですが実態としては、お金持ちやより高等教育を受けた人程金融リテラシーがあり、よりお金持ちになったりお金に対する苦労が比較的軽い傾向があります。

これは情報リテラシーの高さとも比例しますが、お金持ちや高等教育を受けている人は情報へのアクセス手段を多く持っていることが挙げられます。(身近に投資をやっている人がいる、我慢ができる=浪費をしない等)

自由競争ではこのマネーリテラシーの格差も拡大していきます。

将来の備えが出来ないことは自己責任か?

老後破綻や生活保護といったニュースを見る時に、「自己責任」という言葉を目にすることがあります。

そのような状態になる前にもっと生活自体を見直したり、支出管理をしたり、収入を増やしたりが出来たはずなので自業自得である、という意味合いになると思います。

ですが個人的に思うのは、「お金=マネー」という科目は学校で習うどんな科目よりも難しく複雑で、それを上手く使いこなせるのは極一部の人だけ、ほとんどの人にとってお金の管理というのは人生で最も難しいことであると考えています。

例えば児童手当という制度がありますが、これは自ら申請に行かないと貰えませんが、そもそも児童手当の存在を知らないと行動を起こすことが出来ません。

額面給料から引かれる税金には所得税、住民税、加えて社会保険料があり、これらを減らして手取りを増やす方法がありますが、そもそもこの仕組みを知らなければ今の手取りを増やすことが出来ません。

支出管理には家計簿が一般的ですが、家計簿は企業でいう損益計算書(P/L)、予算を立て、日々の支出を追い、予算内に収めるというのは企業会計を行うのと同然で、それを習慣化することは難しいことです。

更にスマホをMVNOにしたり、お得なクレジットカードの使い方だったり、投資で増やすなんていうことも、そもそもそれらの存在を知らなければ何も行動を起こすことは出来ません。

もちろん本当に改善すべきこともありますが、お金の問題を抱えることはその人個人の資質というよりも、金融リテラシーを持てない環境も大きな要因の一つだと感じています。

金融リテラシーを持つものが取るべき行動

あくまで個人の意見ですが、金融リテラシーが持つものが取るべき行動、それは直接お金を渡すことではなく、金融リテラシーを授けることだと思います。

やるべきことはく大きく3つ、①収入と支出を把握する②予算を立てる(支出を下げる)③予算通り行くよう毎月の支出管理を行う、です。

この3つが問題無く出来るようになったら次は投資による資産運用を行います。

お金で直接援助をしても、使い方が変わらなければそのお金は一過性のもので終わってしまいます。

ですので、金融リテラシーを授けることで経済的自立を促します。

ただ支出の見直しで最も重視をしたいのが、「できるだけ生活の質は下げずにコストを下げること」です。

節約家の場合であればどんなに支出を下げても耐えられますが、多くの人にとっては苦痛なはずで、それにより自由度が無くなればモチベーションも下がります。

ですので、良い節約を心がけることが重要になります。

マネーのノブレス・オブリージュを意識するようになった背景

マネーのノブレス・オブリージュを意識するようになった背景は自分の両親や親戚です。

自分は勉強が好きだったのと運が良かったのもあり、大学に行き高等教育を受け、金融リテラシーを身につけることが出来ています。

こんにちは、兼業主夫のMMです。 子供を持つ親の立場としては、自分の子にはできれば勉強が出来るようにな...

ですが、自分の両親も親戚も大学を出ている人はいなく、金融リテラシーは残念ながらほぼありません。

そして定年退職となり、今後のマネープランを立てなければ行けませんが、しっかりと計画出来ていないという現状があります。

金融教育を受けていませんし、金融リテラシーに触れる機会もなかったので、しようが無いと思いますし、多くの日本人は同様ではないでしょうか。

両親にも親戚にも小さい頃からとてもお世話になりましたし、何とか金融知識で恩返ししたいと言う気持ちが強くあります。

*今思えば金融リテラシーがあまり無いからこそ浪人も許してくれたのではと思います。

知識は人のために使ってこそ価値がある

運良く金融リテラシーを身につけることが出来ていますが、この知識を自分だけでなく、家族や親戚、周りの人に使うことでより価値が出てきます。

マネーブログのこびと株.comさんの記事で「一人暮らしの母のブログ収入が月額1万円を超えた話」というものがあります。

年金暮らしが始まるお母さんの生活の足しになるようにとブログを勧めて、そこから月1万円の収入が得られるようになったとのことです。

これこそまさに金融リテラシーを持つべきものの行動だと思い、感動しました。

我が家の両親も親戚もパソコンは使えないので収入増は難しいですが、支出は下げることが出来ますので、生活の質は維持しつつ、年金生活に耐えられる財務体質をつくりたいです。

そのために自分の知識をフル活用したいですし、それこそがマネーのノブレス・オブリージュ、金融リテラシーを持つものが取るべき行動だと考えています。

まとめ

あくまで自分個人に関してですが、金融リテラシーを持つものとして、少なくとも本当に身近な所にはこの知識を使って手助けをする義務があると考えています。

周りのおかげで今の自分がありますので、その恩返しが自分の好きなマネーで出来るのであれば嬉しいことです。

と言いつつもまだまだ知識も足らないですので、専門家になれる位勉強して、自分の義務を果たしていきたいと思います。

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