こんにちは、MMです。
日系企業から外資企業への転職活動でやったことまとめの記事で全体の流れを書いてみました。
今回は最初のステップである使った転職エージェント、転職サイト(ツール)について少し詳しく紹介しようと思います。
もちろん個々人によって印象は変わりますが、30代前半のミドルポジション(管理職前)のケースになります。
今回の転職活動で使ったのは以下の5つです。
- Bizreach(ビズリーチ)
- JACリクルートメント(ジェイエーシーリクルートメント)
- Robert Walters(ロバートウォルターズ)
- Michael Page(マイケルペイジ)
- LinkedIn(リンクトイン)
上から使い始めた時系列通りとしており、転職エージェント選びにも大体2週間掛かりました。
大前提としては外資企業への転職を考えていましたので、外資企業に強いであろうエージェントを選びました。
それぞれを使用してみての個人的感想を述べてみます。
目次
Bizreach(ビズリーチ)
ビズリーチに関しては有名だったので、米国赴任中から登録はしていました。
ビズリーチではオンラインで経歴、職務経歴の要約を記入する必要があり、それらは転職活動を本格的に始める段階で少し細かく記入しました。(本物の職務経歴書はこの時点ではまだ作成中でした)
実際に使ってみるまでは、ビズリーチの担当者が企業を紹介してくれると考えていましたがそうではなく、実際は下記3パターンで進みます。
- 転職エージェントからの接触
- 直接企業からの接触
- 企業への直接応募
この中で最も多いのが転職エージェントからの接触になります。
なので個人的な印象としてはビズリーチは転職エージェントと繋げてくれる役割を担ってくれるツールです。
企業から直接接触(スカウト)もありますが、その後の選考ステップや給与交渉等も全て自分でやる必要があるため、転職初心者には厳しいと感じました。
(企業からスカウトが来ると正直嬉しくて舞い上がりましたが笑)
自分の場合は職務経歴書が完成するまではどんな感じなのかを見るために使っていましたが、ビズリーチを通してエージェントと繋がることはありませんでした。
ただ使うエージェントが決まってない転職初心者の方には良いツールになると思いました。
JACリクルートメント(ジェイエーシーリクルートメント)
JACリクルートメント、ロバートウォルターズ、マイケルペイジに関しては登録時点で職務経歴書を提出する必要があります。
そのため職務経歴書が完成した時点でJACリクルートメントに登録をしました。
流れとしては職務経歴書を提出してから、電話もしくはメールでコンタクトがあり、直接会って経歴の詳細や希望職種、業界、条件を確認します。
JACの場合は業界や企業毎に担当者が分かれているので、何人もの人とコンタクトをすることになりますが、これはロバートウォルターズもマイケルペイジも同じです。
転職前のイメージとしては一人担当者がついて色々な企業を紹介してくれるイメージでしたが、実際活動を行うと担当者が分かれている方が良いと感じました。
というのもその方が直接企業の人事やハイアリングマネージャー(上司になる人)と関わっている人のため多くの情報を持っているためです。
JACの印象としては、可もなく不可もなくです。
紹介企業としては割と規模が大きい所が多く、やはりJAC自体が大手ということもありサポートの手厚さは担当者により異なり、レスポンススピードは若干遅いかもしれません。
ここでいうサポートとは書類選考の通りやすいポイントを共有してくれたり、面接官の事前情報をくれたりです。
基本的にJAC経由の場合は自力で突破していくイメージです。
ただ全体的にはとても丁寧であり、良いエージェントというイメージを持っており、自分も最終的に入社を決めたのはJAC経由でした。
Robert Walters(ロバートウォルターズ)
JACに申し込んだ少し後位にロバートウォルターズに申し込みました。
完全に外資のエージェントでしたので、職務経歴書も英語をしっかりと仕上げてから登録をしました。(提出は日本語+英語)
登録後メールでコンタクトがあり、ロバートウォルターズオフィスで面談を行いました。
相手のエージェントは外国人の方で全て英語、話を聞くだけなので気楽に行ったら「今までのキャリア、達成したこと、強み弱みを教えて下さい」とのことで、全く上手く答えられず撃沈しました‥
ただその後フォローもあり、この面談で紹介が無くなるということも無く、色々と進めてもらえました。
ロバートウォルターズの印象としては、最もサポートが厚く、どの担当の方も丁寧さやレスポンスの速さ、選考のアドバイスが的確で、1番良いエージェントだと感じました。
おそらく次の転職の時にエージェントを使うならロバートウォルターズのみで良いかもと考えています。
紹介案件としてはそこまで多い訳ではないですが、職務経歴書と企業のニーズのマッチング率が高い案件の紹介が多く、選考がスムーズに行きました。
また企業側との会話も都度共有してくれたため、選考中に対策が立てられたこと、それと面談後のフォローが丁寧で、おそらく面談で多少失敗してもそのマイナスを打ち消してくれたのでは、と思いました。
企業側とのパイプの強さを最も感じられたので、自分の志望ポジション・企業でロバートウォルターズの紹介があれば選考突破の確率は上がりそうと感じました。
実際にロバートウォルターズ経由での応募はすぐ書類も通り、面接まで決まることが多かったです。
ロバートウォルターズを教えて頂きました「無理せず仕事も投資も子育ても」を運用されているくまこさんにはとても感謝をしております。
Michael Page(マイケルペイジ)
同じく外資エージェントであるマイケルペイジですが、ロバートウォルターズ同様に職務経歴書(英語+日本語)を提出後、コンタクトがありオフィスで面談がありました。
日本語と英語での面談がありましたが、ロバートウォルターズを経験して準備をしていたこともあり、大きく焦ることもなかったです。
マイケルペイジの印象としては、案件はかなり多いがマッチング率は低いかも、です。
案件紹介に関しては1番多く、大手(日本法人として)から日本進出間もない企業まで幅広くありました。
大体のエージェントは登録・面談後、1-2週間位で紹介案件が出揃うのですが、マイケルペイジは3週間程来続けていました。
頻繁にメールでも紹介案件が来ていたので、その連絡を受けるのもちょっと楽しみでした。
ただマッチング率≒通過率はあまり高くないイメージです。
外資転職は書類応募後、通過の場合はすぐ連絡が来ますが、そうでない場合はすぐにお祈りメールが来るわけではなく、寝かされるケースもあります。
マイケルペイジの案件は結構寝かされるケースもあり、マッチング率があまり高くない企業も紹介されてるかも、との印象を受けました。
ですが、「〜の企業にコンタクトして欲しい」という要望にもフットワーク軽く対応して貰えたので、良い点もありました。
担当者は基本的に良い人でした。
LinkedIn(リンクトイン)
SNSであるリンクトインでは直接企業に応募することができます。
もちろんそれぞれの企業の自社サイトから応募も出来ますが、LinkedInは色んな企業を見ながらできるので楽です。
基本的にはエージェントを使った方が良いと考えていますが、中にはエージェントを介さず直接応募だけを受け付けている企業もあります。
そのような企業へはLinkedInが便利で、実際に自分も一社応募しました。
自分の興味ある企業の募集ポジションが簡単に見れますし、今そのポジションに何人応募しているかも見れるので、見てるだけでも結構面白いです。
また人事担当の方にメッセージを送ったりして選考に進める可能性もあります。
自分の場合は偶然共通点のある方がいて、コンタクトをし簡単な電話面談も行いました。
結局そのポジションは内定者が出たので選考は進めませんでしたが、エージェント経由とは違った応募もあるんだなと感じました。
とても面白いのですが、エージェントを介さないということは面接日程の調整や報酬交渉、内定オファー後の調整も全て自分でやる必要があるので、転職上級者用という印象を持っています。
まとめ
今回使った転職エージェント、サイトではロバートウォルターズの印象がとても良かったです。
LinkedInも色んな企業が見れるので、選択肢が多いという点では面白かったですし、今回初めてLinkedInの有用性を感じました。
一度転職エージェント、サイトを知っておくと次に動く時のフットワークが軽くなるので知るだけでも良いと思います。