こんにちは、一児の父のMMです。
個人的な希望ですが、出来れば子供は3人以上欲しいと思っています。
理由は、単純にたくさん居た方が楽しいと思うからです。
そもそもこの先子供を授かれない可能性もありますし、実際に3人子供を育てるにあたって様々な苦労も考えられます。
それでも、希望としてはやはり3人以上欲しいです。
ですが、子供を育てるにあたって一番の切実なのが”お金”の問題です。
「子供 3人 お金」で調べると、どれ位お金が掛かるか、よりも「3人目を妊娠したけどお金が厳しくてやっていけるか、どうすれば良いか」という質問が多いことに驚き、ショックでもありました。
お金が原因で新しい家族が加わることを思い悩むというのは非常に悲しいことだと思います。
限られた収入の中でやりくりするのはとても大変ですが、お金の使い方、貯め方、増やし方のいわゆる金融リテラシーを身につければ、お金の苦労は減らすことが出来ます。
そして日本全体で金融リテラシーを向上させていくことは、少子化対策の一つとして効果が出てくる、と本気で考えています。
目次
子供を多く持ちたいが、経済的理由で諦めている現状
国立社会保障・人口問題研究所では、結婚している夫婦に対して、理想の子供数と実際の子供の予定数の調査を行っています。
公益財団法人 生命保険文化センターがグラフにしていますので、参照してみます。
理想の子供数と予定の子供数
2010年の平均理想子供数は2.42人に対し、平均予定子供数は2.07人、実際の子供数は1.96人となっています。
*結婚している夫婦の間の子供数なので、出生率とは別です。
理想から予定、実際と進むにつれて数が減っていますが、理想としては2.42人と2人以上欲しいという意見が多いことが分かります。
理想の子供数を持てない理由は「お金」
理想の子供数を持てない一番の理由は「お金が掛かるから」になります。
さらに細かい調査では、理想の子供数を3人以上掲げている夫婦が実現できない理由として、「お金が掛かりすぎる」「家が狭い」「収入が不安定」といういずれもお金に関する心配から来るものになっています。
子育て世代の手当て増に期待?
お金に対する不安から理想の子供数を持てないのであれば、そのお金の不安を取り除けば子供を持てることになります。
そこでまず思いつくのが子育て世代の手当て増です。
経済的に見て子供が増えることは、日本のGDPに大きく貢献します。
子供が増えればその分日本も経済成長することになりますので、将来への投資として手当て増をすれば、子供増を達成することが出来ます。
将来への投資と分かっていても、今の財政状況ではすぐに手当て増というのは難しいですね。
削れる所があるとしても、すぐには出来ないでしょうし、かといって増税をしたのでは本末転倒になってしまいます。
家計への手当て(収入増)が厳しいのであれば、支出を抑えることで使えるお金を増やすしかありません。
金融リテラシー向上で支出減、使えるお金を増やす
「金持ち父さん」で有名なロバート・キヨサキも、世界一の投資家ウォーレン・バフェットも言っていますが、世界のどんなエリートも金融教育を受ける機会が無く、お金について知りません。
エリートですらそうなのですから、普通の人であれば尚更です。
ですが、世界の富豪達は皆お金について学んでいますし、節約家の率がとても高いです。
貧しい人は収入が少ないのではなく、支出管理が出来ておらず、お金を使い過ぎてしまうことから貧しくなってしまいます。
普通の人で支出管理をしっかりしている人はあまりいないと思いますが、だからこそ支出削減をすれば収入が増えなくても使えるお金が増え、お金に関する心配を減らすことが出来ます。
そのためには金融リテラシーの向上、お金を学ぶ機会を得られるようにしなければなりません。
学校で「マネー」を必須項目にする、FP試験の奨励
案としては、義務教育から「マネー」の授業を必修にすることが挙げられます。
どんなエリートでもお金について学ぶ機会が無いため、収入が増えればその分生活水準を上げ、支出が増えるので一生お金に苦労してしまいます。
なので、お金について学ぶ機会を学校で設けてあげれば良いと思います。
それと個人的にFP(ファイナンシャルプランナー)試験の勉強というのは、まさに人生とお金をリンクさせていることから、金融リテラシー向上には最適です。
他にもお金を学ぶのに良い本がたくさん出ていますので、そういうのに触れるのも良いですね。
お金に触れる機会、学ぶ機会を増やして金融リテラシーを向上させることで、各家庭の財務体質を強化し、収入が少なくても、やりくりできるようにすることでお金の心配を減らします。
支出管理がしっかり出来れば、子供の理想数を持つことへの経済的心配が無くなり、少子化対策になるかもしれません。
支出管理で子供増⇒皆がプラスに
あまりに支出を管理しすぎると経済が冷え込む心配がありますが、子供が増えることでその分を相殺できると考えています。
また必要なものだけにお金を使うようになることで、市場には本当に良いものだけが残るようになり、良い意味で競争原理が働きます。
消費者としても良い製品が残ることは歓迎ですね。
支出管理から子供が増えるだけでなく、市場の競争原理による良いものの生き残りという効果も得られそうです。
まとめ
実際に支出管理だけで子供を持てるだけのお金が捻出できるかは分かりませんが、少なくとも今よりは経済的な不安を取り除くことが出来ると思います。
高い金融リテラシーを持っている人というのは各国でも少ないと思いますので、日本全体で金融リテラシーが高くなれば金融立国、財務立国として特色が出せるかもしれません。
それと同時に良いものにしかお金を使わない世界一厳しい市場にもなりますので、良い製品、サービスが導入されるかもしれません。
そこまでの効果が無いにせよ、お金に関する知識をつけることは日々の生活を楽にしてくれますので、ぜひ勉強していきたいですね。