こんにちは、MMです。
最近日本でもアメリカでも、早期退職やアーリーリタイアに関する記事を目にすることが増えてきました。
自分が興味があるからそういう記事が目に付くということもありますが、実際に実践している人も増えているようです。
僕自身早期リタイアの願望はありつつも実践する予定はまだ具体的にはないのですが、これらに関する記事は何とも夢がある話なので読むのがとても好きです。
今回は Business Insider というアメリカの経済情報サイトに 「How to retire early」と言う実際に早期リタイアをしたアメリカ人女性の記事がありましたので、紹介しようと思います。
アメリカでも早期リタイアの考え方は広まっていて実践している人もかなり多いです。
早期リタイア先進国であるアメリカでの実践者の話は、これから早期リタイアを考えている人にも良いヒントになるかもしれません。
アメリカ人女性リサ・デジモーネさんの早期リタイア記
●リサ・デジモーネさん
●リンカーンファイナンシャルグループの退職計画サービス部門の室長
●47歳の時に退職。十分なお金があったため、一般的なリタイア年齢を待たずに退職を決意。
●周りの同僚や友達からはかなり驚かれた
●働くことは好きであったが、働いている限り趣味である旅行を自由にすることは許されなかった
●彼女がキャリアをスタートさせてからやったことは、学生ローンを早く返済すること、節約に励むこと、401K(確定拠出年金)と投資信託に投資をすること、ボーナスに一切手をつけないこと
●常にお金のことを意識し、小さいアパートに済み、古い車に乗っていた。
●流行のものにお金を使うことはなかったが、ショッピングや友達と会うこと、旅行に関しては楽しんでいた
●早期リタイアの鍵はボーナスに一切手を出さないこととクレジットカードの債務に気をつけること
●若いうちからお金を貯めることは有利になるが、始めるのに遅すぎることはない
●401Kは最大限利用すべき
●自らの金融教育をすべき
●投資は長い旅と見なすことで市場の上下に振り回されない
●職場の仲間たちを名残惜しくも思うが、ストレスは名残惜しくない
●家族や友人たちの大きなネットワークがあるが、一人で過ごすのも楽しんでいる
●つまらなかった時間はない
長期投資、節約は早期リタイアの2大要素
リサ・デジモーネさんの早期リタイアまでの道を見てみると、長期投資、節約の貢献は欠かせませんね。
これら2つは早期リタイアの2大要素ということが出来ます。
長期投資
具体的にどのような投資をしたかは書いていませんが、おそらくダウ平均、S&P500 (日本でいうTOPIX、日経225)連動のいわゆるインデックス投資をしていたと考えられます。
インデックス投資はGDPの成長とともに利益をもたらしてくれますが、資本主義経済においては長期視点ではGDPは必ず伸び続ける事になっています。
そのため長期のインデックス投資では必ず利益を得られることになります。
このことは著名な投資家らも言及していますね。
節約
早期リタイアをするためにはそれなりの資産を持っておく必要があります。
その資産を形成するには投資や収入増による「増やす」ことと同様に、節約による支出減が重要です。
いくら収入が多くてもそれに伴って支出が多ければ資産を増やすことが出来ません。
ウォーレン・バフェット氏も投資家でありながら節約家としても有名ですね。
ストレスからの解放
早期リタイアを目指している人の殆どはこのストレスからの解消を目指しているのではないでしょうか。
僕も働くことは続けようと思いますが、このストレスの解消は切望しています。
そのためには少なくとも雇われの身という立場から脱する必要がありますね。
何事も始めるのに遅すぎることはない
投資の世界では「始めるのに遅すぎることはない」とよく言われることですが、早期リタイアでも同じようです。
起業家の人も同様のことを言われる方が多いですね。
やらない理由を探すのではなく、とりあえず一歩踏み出してみることが大事ということですね。
まとめ
早期リタイアを実現するためには、長期投資、節約、早く行動を起こすことが必要です。
普通の人が実現するためには長期での取り組みが必要なため、忍耐も必要になります。
目指す人は結構多いかもしれませんが、「長期」ということがネックになって達成するのが困難になっていると思います。
実現のためには、「絶対に早期リタイアしたい」という確固たる決意も重要ですね。