こんばんは、家計管理担当としているMMです。
今でこそきっちり家計の予算、中期計画、長期計画を管理して
いますが、社会人成り立ての頃はそこまでの管理が出来ていませんでした。
昔から節約意識は強かったのでなるべくお金を使わないように、貯めるようにしていましたが、今思うともったない支出も多かったなと感じます。
少し前ですが、社会人一年目の時に使っていた手帳が出てきて、そこに当時の貯金目標とざっくりとした支出割合がありましたので、振り返ってみようと思います。
社会人一年目の時の家計簿(ざっくり)
社会人一年目の時の手取りは約17万円でしたので、その17万円の支出予算になります。
【固定費】
家賃 ¥65,000 (東京都内)
奨学金 ¥17,000
電気 ¥2,500
ガス ¥2,000
水道 ¥1,000
携帯 ¥5,000
ネット ¥4,000
NHK ¥1,200
固定費計 ¥96,700
【変動費】
飲み会 ¥24,000 (月6回×¥4,000)
食費 ¥15,000
小遣い ¥34,300
変動費計 ¥63,300
計 ¥170,000
毎月の家計から貯蓄にはほぼ回せておらず、残業代が入った場合や家計が余った場合は貯蓄に回していました。
なので貯蓄は主にボーナス頼みでした。
旅行等の大型出費は月々の小遣い+ボーナスからとしていました。
年間80万円の貯金。もっと貯めれた。。?
入社一年目では、残業代とボーナスで80万円の貯金をしました。
当時は入社三年目が終わったら結婚をしようと思っていたので、結婚式の費用として250万円位あれば良いかと思い、3年間でそのくらいのお金を貯めたいと思っていました。
ですが今ほどお金の事を考えていたわけでは無かったので、目標金額から逆算して毎月いくら貯めれば良いかも考えていませんでしたし、支出の管理も出来ていませんでした。
周りと比べているとかなり貯金している方でしたし、今見ても割と良くやってたんじゃないかと思いますが、携帯、ネット、飲み会、小遣いをもう少し削って1万5000円位を貯金に回せたかなと思います。
月1万5000円位節約できたら、年間で18万円を更に貯金できていたことになり、そうすると年間100万円の貯金になります。
特に飲み会に関しては誘われたものは基本的に全て行くスタイルでしたが、お酒もそこまで好きではないですし、行かなくてもいい飲み会も結構ありましたので、もっと節約する余地がありましたね。
自分で買い物をする時は千円以上のものは躊躇していたのですが、一回3,4千円以上する飲み会には抵抗なくお金を出していました。
もし社会人一年目に戻るとしてやることは?
もし社会人一年目に戻ったとしたら、まずやりたいことは目標貯蓄金額の設定と毎月の予算の見直しです。
まずは明確な貯蓄金額の設定が無いと毎月の予算(貯蓄目標)が決まらず、毎月の予算が決まらないとダラダラと支出が続いてしまいます。
それと毎月の予算をしっかり決めることで、使えるお金と貯金を明確にすることができるので、お金のメリハリをつけることが出来ます。
あともう一つやりたいのは投資です。
実際に投資を始めたのは入社3年目でしたが、損をするのを恐れて月5千円の積立投資を行っているだけでした。
今だったら社会人一年目から月3万〜4万、年間40〜50万円位の投資をすると思います。
投資は早く始めるほど効果的ですし、正しい知識を持って行えば損をする可能性を限りなく減らせ、利益を出せる可能性を限りなく増やすことが出来ます。
社会人一年目の時は、とにかく投資は危険なもの、ギャンブルというイメージしかありませんでした。
その時点で投資の有用性に気づけることは人生を楽にしてくれることに繋がります。
まとめ
社会人一年目の時はお金についての知識が少ないために、何となく支出をしていました。
そしてお金を得る手段は給料のみ、預け先は普通預金か定期預金のみでした。
金融教育を受ける機会が無かったので、普通の事かもしれませんが、もし社会人一年目の時点で今と同じ金融知識があれば、総資産は今の倍になっていたかもしれません。
ですが金融知識の重要さに気づけたことはその事自体がとてもラッキーです。
自分の社会人一年目の家計簿を振り返って、あの時ああしてればと思うと同時に、途中で金融知識を身につけることが出来てとても良かったなと思います。
投資も節約も始めるのに遅すぎることはありません。
お金を知ることは自分のこれからの大きな武器になりますので、ぜひ取り組んでいきたいですね。