アメリカの転職市場に学ぶ「ハードスキル」と「ソフトスキル」の重要性

こんにちは、兼業サラリーマンのMMです。

長らく日本では終身雇用制度が続いていましたが、現在では企業側が定年までの雇用を保証することはなく、むしろ大企業でもいつ倒産や人員整理が行われてもおかしくありません。

それと同時に働き手であるサラリーマンとしても、いつそのような事態が起きても良いように準備をしておく必要があります。

サラリーマンというのはお金を稼ぐための手段の一つにしか過ぎませんが、殆どの人にとっては収入の全てです。

ですので、他でも働ける準備をしておくということがサラリーマンとしての第一のリスクヘッジになります。

具体的には転職準備ということになりますが、転職では自分の強み、スキルをアピールしていくことになりますが、自分が持っているスキルをパッと言える人は中々言えないと思います。(特に文系出身者は)

現在僕が海外赴任をしているアメリカは転職大国であるからか、スキルに関しては非常に合理的な考えがあります。

それが「ハードスキル」「ソフトスキル」です。

この二つのスキルを知る事で、労働市場における自分の能力を整理することができ、また転職においてもアピールポイントをまとめることが出来ます。

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ハードスキルとは

ハードスキルとは勉強して身に付けることが出来る知識を指します。

授業や講義、本から学ぶことが出来ますし、仕事を通じて身に付けられるものでもあります。

ハードスキルの例としては、学位や資格、外国語能力、タインピングスピード、機械操作、プログラミング等がありますが、いわゆる文系能力でもう少し詳しい例としては下記になります。(Linked Inより抜粋)

  • 外国語能力
  • 簿記
  • 会計
  • 財務
  • Microsoft Office (ワード、エクセル、パワーポイント、アクセス)
  • 統計分析
  • SEOマーケティング
  • チャネルマーケティング
  • ビジネスインテリジェンス  *膨大なデータから意思決定を導く能力
  • 経済学
  • 企業統治(コーポレートガバナンス)
  • 内部統制
  • etc…

など多岐に渡りますが、アメリカの転職市場におけるハードスキルとしては学位・資格が最も説得力のあるものとなります。

アメリカは転職大国であることから資格の数が多く、学位や資格というのは能力の客観的裏付けとなるためです。

次いで経験が説得力のあるものになります。

データ分析を3年経験しているとか、リスクマネジメントの経験が5年あるといった経験もハードスキルの裏付けをしてくれます。

また自らの勉強で身に付けた知識もアピールすることが出来ます。

資格や経験が無くても、持っている知識には違いありません。

ソフトスキルとは

ソフトスキルとは、対人関係・交渉能力を指します。

ハードスキルとは違って、学位や資格といった客観的に能力を測る手段がないため、自分の経験を裏付けとする必要があります。

ソフトスキルの例としては下記があります。( the balance より抜粋)

  • コミュニケーション能力
  • 柔軟性
  • リーダーシップ
  • モチベーション
  • 問題解決能力
  • 時間管理
  • 忍耐力
  • チームワーク
  • etc

ハードスキルが定量的(具体的)に示せるのに対して、ソフトスキルは定性的(抽象的)と言われています。

確かにこれらの能力があると言う場合には、それを裏付ける具体的な事実の補足が必要になります。

文系がハードスキルを身に付けるのが難しい

労働市場における能力はハードスキルとソフトスキルに分けられますが、文系がハードスキルを身に付けるのが難しい状況があります。

会計や法律関係の士業の方は別ですが、普通の大卒文系の場合だと、大学で取得した学士を自分の能力と言える人はあまり居ないのではないでしょうか?

僕自身は大学の授業もしっかり受けて、成績自体は割と良かったのですが、今役に立っている知識は無いというか、覚えていること自体ありません。

また会社に入ってからも、日本企業特有の定期的なジョブローテーションが3~5年毎にあるため、その業務自体を覚えたとしても、体系立った知識として身に付けられていることは殆どありません。

大卒文系がハードスキルを付けるにはちょっと工夫をしなければなりません。

ハードスキルを身に付けるには

大卒文系がハードスキルを身に付けるために出来る事は二つ、資格を取得すること自分の業務の体系的知識を得ることです。

資格取得

これはその名の通り知識を得て資格を取り、その資格を自分のハードスキルとすることです。

履歴書でも自分のPRでも資格というのは客観的な能力の証明になりますし、説得力があります。

転職サイトの応募要件を見る限り、文系で求められているハードスキルは会計関係英語が多いです。

実はアメリカでも傾向は同じで、ビジネス専攻(≒文系)出身者は同じく会計関係・語学が求められています。

時間も労力も要しますが、その分の見返りは十分あります。

担当業務の体系的知識を得る

例えばマーケティング部門にいる人でも、大抵の場合は会社で決められている業務の一部分を行っていて、その内容はその会社独自であることが多いです。

つまりそこの会社での業務をマスターしていても、他の会社に移った途端その能力が使えなくなってしまうということです。

これは当然のことですし、アメリカの会社であってもそうです。

ですが、マーケティング部門で居たという客観的事実(経験)はありますので、そこにいる間にマーケティングに関する知識を付けてしまえばハードスキルにしてしまうことが出来ます。

中々難しい事ですが、一旦自分がどういう専門領域のどういうことをやっているかを整理することが出来ますし、それを自分の専門と対外的に言う事も出来ますのでやる価値はあると思います。

ソフトスキルは日常生活でも身に付けられる

ソフトスキルは仕事以外でも身に付けることが出来ます。

友人との間でもそうですし、スポーツ、地域のコミュニティ、等色々です。

また本や授業でも身に付けることがありますが、ソフトスキルはその人の性格や特徴に関わるものですので、無理にアピールポイントを増やす必要もないと思います。

その人の良さと言い換えることもできますので、自分の持っている良さがアピールできれば良いと考えています。

ハードスキルとソフトスキルをアピールする

転職でアピールすべきポイントがハードスキルとソフトスキルに分けられると、履歴書は転職サイトのPRも整理しやすくなります。

ハードスキルは自分の持つ能力を挙げて、それを裏付ける資格や経験を補足します。

ソフトスキルはその能力とそれを裏付ける具体的事実をセットにします。

ハードスキルはその業務を行うための基礎能力であり、ソフトスキルはその基礎能力を十分に発揮するための応用力であると言う事が出来ます。

*余談ですが、新卒の就活では文系は皆ほぼソフトスキルのアピールのみですね。本当はそこの場でもハードスキルもアピールが出来れば、企業側も学生側も効率的にできそうですね。

まとめ

「いつでも転職出来るスキルがある」という状況を作り出すことは、日常生活のストレスを大きく軽減してくれます。

他でも働ける能力があれば、現在の職場が自分の描く人生に合わないと感じた時に自分の人生を優先するという選択をすることが出来ますし、家族の事情に合わせるという選択をすることが出来ます。

今までの労働文化から特に大卒文系に関してはスキルを持たない、もしくは見えていないことから選択肢が制限されていましたが、まず労働市場における二つのスキルを理解することを始めてみるのが良いと思います。

そして理解をしたあとで、実際にそのスキル(特にハードスキル)を身に付けることが出来れば、人生における選択肢を増やせるはずです。

自分を守るのは自分、今後来る労働市場の自由化に備えて早くから準備をしておきたいですね。

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