アメリカ英語の標準語ってどこの州で話されているもの?

日本語にも各地で方言があるように、アメリカでも方言が存在します。

日本語の方言の場合はイントネーションの違いや単語そのものが違う場合がありますね。

アメリカの場合は単語の違いではなく、イントネーションが各地によって違うようで、英語では「accent (アクセント)」と呼ばれ、方言というよりは訛りに近いです。

そしてその「accent」は各地に存在し、カリフォルニアに住んでいる人だったら「California accent」を持っていますし、シアトルに住んでいる人だったら「Seattle accent」を持っています。

よくアメリカの南部ではゆったりして独特の発音を持つ「南部訛り」なんて言ったりしますが、実は経済の中心地であるニューヨークですら「New York accent」があります。

ではアメリカの首都、ワシントンD.Cで話されている英語が標準語かというと、ワシントンD.Cにも「accent」があるようです。

日本では首都であり、経済の中心であり、最大の人口を持つ東京で話されている言葉が標準語ですが、アメリカでは違うようです。

ではアメリカ英語の標準語はどこの地域で話されているものなのでしょうか?

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アメリカ英語の標準語とは

日本語と違ってアメリカで使われている英語は元々はイギリスから来たものであり、アメリカで話されている英語は全て独特の「accent」があり、日本語の標準語にぴったり該当するものは無いというのが一般的な見解になります。

ですが、アメリカ英語の中でも各地域の特色を無くした「General American(ジェネラルアメリカン)」と呼ばれる英語があり、これをアメリカ英語の標準語と言うことができそうです。

ちなみにですが、職場の同僚のアメリカ人にGeneral Americanを知っているかどうかたずねた所、10人中10人が知りませんでした。

General Americanという単語も知りませんでしたし、この標準語については各地域がそれぞれの「accent」を持っているので、標準語というものは無いという認識なようです。

ただ一般的なイメージとしてアメリカ中央部がアクセントの無い英語という認識は多くの人が持っているようです。

このことからもそもそも標準語の概念が日本語とは違うことが分かります。

ニュースキャスターはGeneral Americanを使う

日本語の標準語と違い影の薄いアメリカの標準語、General American ですが、実はアナウンサーやニュースキャスターが話す英語はこのGeneral Americanになります。

いわゆる綺麗なアメリカ英語と言われていて、訛りゼロになります。

このGeneral Americanを使っているとどこの州出身だかがわからないなんていう話もあります。

逆に各地域で普通だと思っている英語を話すだけでどこの出身かが大体わかるみたいで、ここは日本語と感覚が似ていますね。

政治家や俳優などの著名人の中には自分の中の訛りを取り、わざわざこのGeneral Americanを身に付ける人もいます。

それなりの地位にいる人は使う英語もそれなりに、という考えがあるかもしれませんね。

有名人の中では、政治家のバラク・オバマ氏、ヒラリー・クリントン氏、投資家のウォーレン・バフェット氏が使う英語は訛りがないGeneral Americanだと言われています。

General American は Mid Western(米国中西部)で使われている

General AmericanはMid Westernと呼ばれるアメリカ中西部で話されている英語が源流になっています。

そのためアメリカ英語の標準語はアメリカ中西部で話されている英語と言うことができます。

ちなみにMid Western(アメリカ中西部)とは下記の11州を指します。

  • Illinois (イリノイ州)
  • Indiana (インディアナ州)
  • Iowa (アイオワ州)
  • Kansas (カンザス州)
  • Michigan (ミシガン州)
  • Minnesota (ミネソタ州)
  • Missouri (ミズーリ州)
  • Nebraska (ネブラスカ州)
  • North Dakota (ノースダコタ州)
  • Ohio (オハイオ州)
  • Sounth Dakota (サウスダコタ州)

場所は↓な感じです。(Wikipediaより)

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なぜMid Westernの英語が いわゆるアメリカ英語の標準語となっているかは定かではないのですが、昔アメリカ開拓時代にこのMid Westernに多くの人が居て、彼らが西を開拓してカリフォルニアに行きつき、その後カリフォルニアから様々な文化が全米に広まると同時にMid Westernの英語が標準語になったのでは、という説があります。(Wikipedia General American 参照)

今はカリフォルニアも「accent」がありますから、その訛りが出来る直前に伝わっていたのかもしれません、

バラク・オバマ氏はイリノイ州シカゴでの生活が長く、ヒラリー・クリントン氏はイリノイ州シカゴの出身、ウォーレン・バフェット氏はネブラスカ州オマハの出身と3名ともMid Westernと関わりがあります。

アメリカ英語の標準語であるGeneral Americanを話す素質を元々持っていたのかもしれませんね。

まとめ

この話題は殆どのアメリカ人は知らないことだと思いますので、雑談で話してみるには良いネタだと思います。

自分も実際この話題をしてみましたが結構興味を持たれました。

メリカ人にアメリカの文化の一つを説明するというのは中々面白い経験です。

ぜひトライしてみましょう!

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