日系企業から外資企業に転職して3か月働いてみての感想

こんにちは、MMです。

諸事情があり元々勤めていた日系企業を退社し、現在は外資企業でFP&Aとして働いています。

キャリアとしてはこの2社のみで、日系企業、外資企業といった括りで語るにはあまりにも情報が少なすぎますが、働き始めた時にしか覚えない違和感を残していくことは今後の自分のためにもなるかもしれませんし、誰かの役に立つかもしれません。

最初の3か月は殆どの人にとって環境の変化に慣れるのに必死で大変な時期だと思いますが、そんな3か月で感じた外資企業で働くことの感想を述べてみようと思います。

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イメージ通りだったこと

自分の場合は明確な意思を持って米国企業のみを転職の対象としていました。それに対してイメージ通りだったことを挙げてみます。

働き方が自由

米国企業を選んだ一番の理由は働き方が自由であること、具体的には家だったり会社のオフィス以外でも仕事が出来ることです。

米国赴任中に自由な働き方を知ってから、最悪家で出来る、土日でも出来る(本当は良くないですが。。)という選択肢を持てることは心のゆとりに繋がると感じていました。

実際家でやること、土日にやることはほぼありませんが、通退勤中の新幹線の中ではメール返信等をすることがありますが、新幹線で出来るからオフィスを早く出ようという事にも繋がります。

遠距離通勤になるということもあり万が一オフィスに行けない場合、他にもちょっとした用があった時にも働き方が自由だと会社に縛られないというメリットがあります。

但しこのどこでも働ける状況がアメリカ人の働きすぎ問題に繋がっているので、自分で制御をしないとワークライフバランスが崩れてしまいます。

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英語を使う

文系である自分の数少ないビジネススキルである英語をもっと伸ばすために英語を使える環境が良いと考えて米国企業にしました。

会社の中は公用語は英語もしくは日本語といった感じなので、英語のみ話せる人も多くアメリカ人だけでなく、アジア人も多くいますので英語を基本使う環境にいます。

FP&Aという立場上、トップマネジメント層の会議に出ることが多く、そういう場合は全て英語なので米国駐在中よりも緊張感があり、英語力はまだまだと感じることが多くあります。

ただ英語を使う環境というのはイメージ通りでした。

ビジネスライクな関係

米国赴任中に感じた米国の良い所は「良い意味で他人に無関心=必要以上に詮索しない」で、この文化が非常に楽で米国企業で働きたいと思いました。

会社の中では知らない人が殆どなので、お昼に一人で行くなどの一人行動が目立たないこと、部や課単位での飲み会があまり無いこと、相手の年齢や勤続年数、役職に関わらず敬語で話すこと等が挙げられます。

上下関係が無くフラットな環境であると業務に集中しやすいと感じます。

イメージと違ったこと

一方で実際に働いてみて個人的な驚きもありましたのでそれを挙げてみます。

フレックスタイムの活用

自分の職種はコアタイムが無い完全フレックスタイムになりますが、周りが朝10時過ぎや11時過ぎに来たりすることに最初はとても驚きました。

今まではフレックスタイムではなかったため、決められている始業時間前に来ていますが、そういう人は誰もおらず、皆各々で就業時間を決めています。

業務をしっかり行って月の規定労働時間をクリアすれば、朝遅く来ようが夜早く帰ろうが自由になります。(人によっては労働時間調整で休みにすることも)

外資で回っている人にとって、または日系企業でも若い会社だと普通かもしれませんが、こういう働き方があるんだと新たな世界を知った気がしました。

遠距離通勤が多い

自由な働き方が出来るからか想像以上に遠距離通勤をしている人が多いです。

自分と同様に新幹線通勤をしていたり、特急通勤をしている人も多くいて、家族の事情で両親の近くに住んでいるというパターンが殆どです。

また家族優先にしている人が多く、自分の子供の事情で当日リモートワークに切り替えたり休みを取る人もいますが、両親の介護で休みを取るパターンも多いことに驚きました。

以前の会社では両親の理由で休む人は殆ど居なかったのですが、実体としては本当は休みを取りたい、取らなければならない人が結構多いのではと今の職場で感じています。

残業規制がある

外資では多くの場合裁量労働制で残業代も出ないことから、労働時間の規制も無いかと思いきや労務管理は殆どの会社で行われているようです。

米国企業といえども日本ですので36協定に則って残業時間が多くなった場合には人事(HR)から勧告がなされるとのこと。

と言いつつも個人に任されている所も多いので自分で管理をしていく必要がありますね。

日系企業で働いていたことのメリット・デメリット

メリットとしては「少し気が利く」があると思います。

日本語は「一を聞いて十を知る」の通り「聞き手主体の言語」ですが、新入社員研修などでも、「依頼されたことは復唱して確認する」「ホウレンソウ(報連相)をしっかりする」等が教えられると思いますが、これらは依頼を受けた側(=聞き手)が主体となっています。

そのため少ない情報でも相手の期待通りの解を持っていこうとするので、少し気が利くと感じられやすいと思っています。(但し時間が掛かるので非生産的)

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デメリットは「割り切りが下手」、具体的には何でも全力投球しようとしてしまう所です。

外資では一般的には個人の裁量が大きく、やる業務範囲も広くなりますが、多くの場合全てをこなすのは無理で外資を渡ってきた人はやらないことを決める判断力があります。

一方日系企業だと多くの場合は一つ一つ丁寧に行い、手を抜くことがほぼ無いため、この感覚のまま業務を行うと回らなくなってしまいます。

身に着けて置くべきだったスキル

日系から外資に限らずですが、転職する上で身に着けて置くべきだったと感じることは「あらゆる業界のビジネスモデルを知っておくこと」です。

特に外資の場合だと同職種異業界での転職が多いですが、業界が変わると利益構造や販売網、市場成長性等が一気に変わります。

例えば医療機器メーカーから広告収入を主とするITに転職した際、それぞれのビジネスモデルは全く違いますが、事前に知識があると転職後の自身の立ち上げの時間を大幅に短縮できます。

このことは「MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣」という本でいくつかのビジネスモデルが紹介されていて、特にFintech企業がどのように利益を上げているかを知ってその重要性に気づきました。

現時点で考える今後のキャリア

一旦転職をしてもう終身雇用ではありませんので、今後のキャリアを自分で考えなければなりません。

何歳まで働くのか、ここから先キャリアアップを目指していくのか、ダウンシフティングをしていくのか、職種はFP&Aで行くのか変えるのか、東京で働き続けるのか家の近くで探すのか。

ざっくり今の勤務先で3-5年は頑張って、そこから先は徐々にダウンシフティングをしていき、最終的には家の近くで働ければと考えていますが、具体的な目標が無いとどうすべきも決まりません。

ここら辺は改めてしっかり考えていかなければいけませんね。

まとめ

日系企業と外資企業の比較とは一概には言えませんし、伝統企業と新興企業で違うケースもありますが、実際に自分が働いて感じたことをまとめてみました。

実際はまだまだ慣れるのに必死で大変ですが、慣れた時にはこのような気持ちは無くなっていると思うので記しておくことは面白いかもしれません。

とりあえず次は6か月を目指して頑張ろうと思います!

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コメント

  1. KK より:

    こんにちは、MMさん、興味深く投稿拝見しました。以前コメントさせていただいた者です。MMさんの駐在後の転職に至る行動力に良い刺激を受けています。私は米国企業の日本法人在籍として米国駐在2年したのち、駐在先に転籍しました。アメリカでの働き方や生活スタイルが心地よいと感じたことが主なきっかけです。今後5年くらいは頑張ろうと考えていますが、MMさんと同じくその先はというと白紙です。が、住みたいところで好きなことをして生活できればというのは、私も同感です。アメリカのFI (Financial Independent) movementはまだまだ小さいですが、その流れに身を置いて、FIを目指しながらその先にどこを目指そうか考えてい行きたいなと思っています。

    • MM より:

      KKさん

      コメント頂きありがとうございます!
      何と!外資日本法人から本社へ転籍されていたんですね。決断力と行動力、それを可能にする実績を残された凄い方と類推します‥

      理由が似ていてとても親近感を覚えます。一度この環境を知ってしまうと中々戻れないですよね。もちろん業務は大変ですが‥

      今後のことはどうしようか悩みますよね。。明確に決まってないうちはとりあえず選択肢を増やせるように現職での実績積み上げと自己学習かなと思っています。

      40代50代になった時にはラーニングカーブが落ちると言われているので、今と同じ働き方・業務の立ち上げは無理で、そうなるとできるだけ早く経済的自由を達成してしまうのが全ての悩みの解決に繋がることに自分も行き着きました。

      目の前のサラリーマン業もこなしつつ、+αで何かやれたら良いですよね!