こんにちは、兼業投資家のMMです。
現在唯一の不労所得であるアメリカ株から配当金が入りましたので、2017年4月~6月期の配当金をまとめようと思います。
海外赴任には任期があることから5年以上の長期投資の立場を取ることが出来ず、帰任前には全て手仕舞いをする予定です。
現在の投資スタイルはインデックス投資+バリュー投資(キャピタルゲイン狙い)で配当金はあくまで貰えたらプラスの扱いとしています。
ですが配当金は貰えればその分投資益も増えますので、できる限り貰えると嬉しいものです。
今は配当金はそのまま再投資へと回すことにしていますが、いつか不労所得で暮らしていけたら良いなとも思います。
アメリカ株配当金 (2017年4月~6月)
まずは2017年4月~6月期の配当金状況を見ていきます。
略称 | 名称 | 今期配当金 | コスト | 率 | 率(年間) |
---|---|---|---|---|---|
SCHH | 米国REIT ETF | $4.2 | $671 | 0.6% | 2.4% |
MET | メットライフ | $2.0 | $247 | 0.8% | 3.2% |
HPQ | ヒューレットパッカード | $5.6 | $399 | 1.4% | 5.6% |
CGI | セラドングループ | $1.0 | $472 | 0.2% | 0.8% |
SXCP | サンコークエナジー | $33.9 | $505 | 6.7% | 26.8% |
WDC | ウェスタンデジタル | $6.5 | $516 | 1.3% | 5.2% |
HFC | ホリーフロンティア | $8.3 | $646 | 1.3% | 5.2% |
GM | ゼネラルモーターズ | $7.2 | $583 | 1.2% | 4.8% |
合計 | $68.6 | $4,039 | 1.7% | 6.8% |
2017年4月〜6月期の配当金合計は $68.6 (7,546円)となりました。
ETF 1件、個別株7件から配当金が入りましたが、全体のコストは $4,039 (44万円)ですので、1.7% 相当の配当金になります。
アメリカの配当金は四半期に一度が基本ですので、今年はあと2回同様の配当金が入る予定で、配当利回りも上記を4倍したものが年間の率になります。
いずれの銘柄もバリュー投資をして割安時に買ったことで、S&P 500の平均配当利回り 2% を超えています。(セラドングループ除く)
月平均にならすと $23 (2,516円)となり、4-6月の毎月の不労所得と言う事が出来ますね。
金額が少ないのであまりインパクトは無いのですが、大事な収益の一つになります。
アメリカ株配当金 (通算)
続いて通算の配当金状況を確認します。
略称 | 名称 | 配当金通算 | コスト | 率 |
---|---|---|---|---|
SCHH | 米国REIT ETF | $14.0 | $467.00 | 2.1% |
MET | メットライフ | $13.8 | $246.55 | 5.6% |
HPQ | ヒューレットパッカード | $26.8 | $399.13 | 6.7% |
CGI | セラドングループ | $5.0 | $471.83 | 1.1% |
SXCP | サンコークエナジー | $169.3 | $504.74 | 33.5% |
WDC | ウェスタンデジタル | $26.0 | $516.14 | 5.0% |
HFC | ホリーフロンティア | $33.0 | $646.02 | 5.1% |
GM | ゼネラルモーターズ | $21.7 | $583.06 | 3.7% |
合計 | $309.5 | $4,039 | 7.7% |
購入時期はバラバラですが、2015年10月以降に買い始めていますので、平均すると保有期間は1年半程となります。
その間の配当金合計金額は $309.5(3.4万円) となり、配当利回りは 7.7% となります。
配当金で既に7.7%利益が出ているので、仮に売却時の価格が購入時と同じでもトータルリターンでは+7.7%になりますね。
驚異的な利回りを誇るSXCP
保有株の中でサンコークエナジーパートナーズ(SXCP)はダントツの利回りを誇ります。
割安時に購入しているのでその年間利回りは26.8%、通算の配当金は購入金額の33.5%に達しています。
配当金情報サイトである Dividend.comが高利回りランキングを紹介していますが、そこではSXCPは17位にランクしています。
*現在の配当利回りは 13.77% になっています。
# | Symbol | Company name | Dividend Yield |
---|---|---|---|
1 | BPT | BP Prudhoe Bay Royalty Trust | 21.07% |
2 | CHKR | Chesapeake Granite Wash Trust | 17.87% |
3 | DSE | Duff & Phelps Select Energy MLP | 13.10% |
4 | FSC | Fifth Street Finance | 12.59% |
5 | FTR | Frontier Communications | 14.04% |
6 | KCAP | KCAP Financial Inc | 13.79% |
7 | MSB | Mesabi Trust | 16.60% |
8 | NAT | Nordic American Tankers | 13.07% |
9 | NGL | NGL Energy Partners L.P. | 12.68% |
10 | NYMT | New York Mortgage Trust Inc | 12.48% |
11 | PER | Sandridge Permian Trust | 18.57% |
12 | SDR | SandRidge Mississippian Trust II | 19.71% |
13 | SDT | SandRidge Mississippian Trust | 19.77% |
14 | SFL | Ship Finance International | 14.06% |
15 | SPH | Suburban Propane L.P. | 14.56% |
16 | STON | StoneMor Partners L.P. | 14.47% |
17 | SXCP | SunCoke Energy Partners LP | 13.77% |
18 | TOO | Teekay Offshore Partners L.P. | 18.11% |
19 | VOC | VOC Energy Trust | 18.92% |
20 | WIN | Windstream Corp | 14.49% |
バリュー投資目的での購入のため、高利回りだったのは棚から牡丹餅でした。
小型株のためあまり情報が無いのですが、投資情報サイトである Seeking Alpha がSCXPの現況をまとめています。
- 2013年の上場以来の平均利回りは15%を越えている
- 事業である石炭製造、ロジスティクスに大きな強みがあり、他のコモディティ事業より安定している
- 鉄鋼メーカーと長期契約を結んでおり、安定した収益を確保できている
- 但し小型株のため、大型株と比べると情報過少、大きな値動きがリスクである
もし今より10倍、100倍の投資をしていたら。。と考えてしまいますが、きっとそのような大きな金額を投資する時は、まずこのような状況の企業には投資しないと思います。
どんなに調べても配当利回りが高すぎて危なそう、と考えて投資が出来無そうです。
なので小額で投資して高利回りの気分だけ味わう今の状態が今の自分には合っていると思います。
まとめ
今期も少額ですが配当金を貰うことが出来ました。
そろそろ帰国を見据えて手仕舞いの時期を考えなければなりません。
一方でぎりぎりまで配当金を貰いたいなと思います。
引き続きコツコツ頑張ろうと思います!
コメント
初めまして、いつも拝見しております。
帰任後も現地口座にてドルベースの配当再投資(DRIP)は選択肢になり得ないのでしょうか?
アカウント凍結等のリスク回避でのご判断なのでしょうか?
後学のため、ご教示頂けませんでしょうか。
nakaGさん
コメント頂きどうも有難うございます。
またいつも読んで頂いているとのこと、とても光栄に思います。
帰任後については税金のからみやアメリカ証券会社から日本の口座への送金の手間を考えて、今の所は口座を維持しない方向としています。
ですが、ここら辺の情報が調べきれていないというのが現状で、もし諸々問題がないのであれば口座は維持したいとも思っています。
ちょっとこの辺については一回ちゃんと調べてまとめてみようと思います。
良いヒントを頂き有難うございます。