こんにちは、米国赴任中のMMです。
アメリカの銀行は口座開設でボーナスを貰うことができます。
既に口座を持っている場合でもより良いサービスの銀行に口座を移したり、配偶者や家族のための口座を作るなど、口座を開設する機会というのはあるものです。
そんな時にただ単に口座を開設するだけでなく、顧客競争が厳しいアメリカの銀行が提供している口座開設ボーナスをぜひ利用しましょう。
銀行口座開設ボーナスの情報は日本語ではありませんでしたので、これまでの米国生活で積上げてきたアメリカの銀行についての情報とおススメの銀行をまとめておこうと思います。
目次
アメリカの上位10銀行
まずは、米国の大手の銀行を知っておくために総資産額上位10銀行を下記に示します。
順位 | 銀行名 | 銀行名(日本語) |
総資産額(億ドル)
|
---|---|---|---|
1 | Chase | チェース | 2,550 |
2 | Bank of America | バンクオブアメリカ | 2,250 |
3 | Wells Fargo | ウェルズファーゴ | 1,950 |
4 | Citibank | シティバンク | 1,820 |
5 | Goldman Sachs | ゴールド万サックス | 894 |
6 | Morgan Stanley | モルガンスタンレー | 832 |
7 | U.S. Bancorp | USバンクコープ | 449 |
8 | PNC Bank | PNC | 371 |
9 | TD Group | TDグループ | 354 |
10 | Capital One | キャピタルワン | 349 |
*Bank Rateより
チェース、バンクオブアメリカ、ウェルズファーゴ、シティバンクが、4大銀行と呼ばれています。
ゴールドマンサックス、モルガンスタンレーは投資銀行に分類されますので、いわゆる通常の銀行は他の8行になります。
各銀行の口座開設ボーナスまとめ
上位10銀行が提供している口座開設ボーナスは下記の通りになります。(2017年10月時点)
ボーナスや条件は時期によって変わりますし、タイミングによってはやってないこともありますが、大体どこの銀行も同様のボーナスを貰うことができます。
銀行名 | 銀行名(日本語) | ボーナス |
---|---|---|
Chase | チェース | $350 |
Bank of America | バンクオブアメリカ | $350 |
Wells Fargo | ウェルズファーゴ | $250/$500 |
Citibank | シティバンク | $300 |
Goldman Sachs | ゴールド万サックス | – |
Morgan Stanley | モルガンスタンレー | – |
U.S. Bancorp | USバンクコープ | – |
PNC Bank | PNC | $300 |
TD Group | TDグループ | $300 |
Capital One | キャピタルワン | $300 |
*NerdWalletより
各銀行のボーナス条件を簡単にまとめてみます。
Chase(チェース)
- Checking Account(当座預金口座)開設後、給料振込み口座指定で $200のボーナス
- Saving Account(貯蓄口座)開設後、$10,000の預入を90日間維持することで $150のボーナス (=合計$350)
Bank of America(バンクオブアメリカ)
- Checking Account(当座預金口座)開設後、給料振込み口座指定で $200のボーナス
- Saving Account(貯蓄口座)開設後、$10,000の預入を90日間維持することで $150のボーナス (=合計$350)
Wells Fargo(ウェルズファーゴ)
- Checking Account(当座預金口座)開設後、給料振込み口座指定し、$10,000の預入を120日間維持することで$250のボーナス。
- S$20,000の預入を120日間維持することで$500 (上記の$250 に+$250で合計$500)
Citibank(シティバンク)
- Checking Account(当座預金口座)開設後、給料などの振込み口座指定で 2ヶ月連続で入金があること
- 上記かつ$15,000を入金して60日間維持することで$300のボーナス
PNC
- 口座開設後、給料振込み口座指定をしてその額が$5,000以上かつ、PNCでビットカードで10回支払いをすることで$300のボーナス
- もしくは給料振込み額が$ 2,000以上であれば$200のボーナス
- もしくは給料振込み額が$ 500以上であれば$50のボーナス
TD Group(TDグループ)
- Checking Account(当座預金口座)開設後、60日以内に給料などの振込み口座指定で2,500以上入金することで$300のボーナス
Capital One(キャピタルワン)
- 口座開設後に$15,000入金で$300のボーナス
おすすめは Chase (チェース)
競争が激しいだけあってどの銀行も同様のボーナスを行っていますし、銀行としてのサービスもそこまで大きく変わるものではありません。
ただ個人的には自分でも使っている Chase (チェース)での口座開設をおすすめします。
その理由は下記の3つです。
最大手であることの安心感
一つ目はアメリカの最大手の銀行であることです。
他の銀行も有名な所が多いですが、外国人である身としては最大手をしようすることは安心感に繋がります。
実際に使っていても利便性は高いですし、店舗でのサービス、オンラインでの対応もしっかりしていますので顧客満足度も高いことを実感しています。
ATMが多い
二つ目はチェースはアメリカの銀行の中で一番ATMを持っていることです。
下記は米国内ATM数トップ10の銀行になります。
順位 | 銀行名 | 銀行名(日本語) | ATM数 |
---|---|---|---|
1 | Chase | チェース | 18,623 |
2 | Bank of America | バンクオブアメリカ | 16,062 |
3 | Wells Fargo | ウェルズファーゴ | 12,800 |
4 | PNC Bank | PNCバンク | 8,996 |
5 | US bank corp | USバンクコープ | 5,001 |
6 | BMO Harris Bank | BMOハリスバンク | 4,775 |
7 | BB&T | BB&T | 3,361 |
8 | Citizen Bank | シチズンバンク | 3,200 |
8 | Citibank | シティバンク | 3,200 |
10 | Fifth Third Bank | フィフスサードバンク | 2,650 |
*Bank Rateより
クレジットカード大国アメリカでは、現金なしでも普通に生活をすることができますが現金が必要になる場面は必ず出てきます。
ATMの台数が多い銀行はそんな時に助かります。
クレジットカードとの連携
三つ目はアメリカで最もお得なクレジットカードであるチェース関連カードとの連携ができることです。
連携とはチェース銀行のオンラインサイトにログインすると、銀行情報と同時にクレジットカード情報を見ることができ、支払い残高やカードのポイント等を同時に見ることができることを指します。
他の銀行もクレジットカードを発行している所は同様の連携ができますが、一番のメリットは最もお得なカードと連携ができることです。
チェースは銀行もクレジットも個人的には最高だと感じています。
チェース銀行の口座開設はこちらから申し込みができます。
メリット最大化のために$10,000以上の貯金をしよう
クレジットカード同様、アメリカの銀行口座開設ボーナスは桁違いだと思います。
ただボーナスの条件の中でいくつかの銀行は $10,000( 110万円)以上の預け入れを3ヶ月ほど設けています。
$10,000は大金ですので、特に駐在員の立場だと中々すぐ用意できるものではありませんが、お金を預け入れるだけで、$150~$300 のボーナスをノーリスクで貰えるのは投資の世界ではあり得ないことです。
$10,000を3ヶ月預け入れることで$150が貰えるのであれば年利換算6%、$300であれば年利換算12%をノーリスクで貰えることになりますので、ぜひとも貰っておきたいですね。
お金を貯めるには節約と家計簿が鍵になりますので、節約記事と家計簿記事を参考にしてみてください。
我が家は3つの口座を利用
ちなみにですが、我が家は銀行口座を3つ利用しています。
- 生活メイン用 (給料振込み、クレジットカード引き落とし、その他)
- 妻小遣い用 (家計の好転分振込み、使い道妻自由)
- 小切手用 (家賃支払いの小切手)
一つにまとめても良いのですが、分けていた方が管理が楽なためそうしています。
生活メイン用はチェースを使っていて、もちろん口座開設ボーナスを貰いました。
妻小遣い用は、我が家は毎月家計が好転した場合、半額を妻の手柄として追加小遣いとしていますが、それを貯めておく口座になります。シティバンクを使用しています。(口座開設ボーナスを知らなかった時に作っています。。)
小切手用は、毎月の家賃の支払いは小切手にしているのですが、生活メイン用に家賃分を入れておくと使えるお金と錯覚してしまうため、別口座に移しています。シティバンクを使用しています。(元メインバンクで、口座開設ボーナスを知らなかった時に作っています。。)
一つの口座で管理できれば一番良いですが、我が家の様に用途で分ける時は複数の口座を作ることになりますが、その時には口座開設ボーナスを利用したいですね。
*銀行によっては毎月一定額の残高がないと手数料を取られる所もありますので注意が必要です。
世界一の市場を持つアメリカならではの取り組みだと思いますので、利用できるものは利用してオトクに過ごしましょう!