米国では専業主婦(主夫)が増えている?職場の同僚と子育てについて話して感じたこと

こんにちは、米国赴任中のMMです。

アメリカに赴任をして驚いたことの一つに子育て中の女性管理職が多い、ということが挙げられます。

もちろん自分の職場だけでアメリカ全体を語ることは出来ませんが、周りでも同様のことを聞きますし、育児中の働く女性が働く記事もよく見ます。

また職場では出産直前の臨月まで働き、産後一ヶ月で復帰するパターンが殆どで、育児休暇(給料四章)が公的制度として無いことの不満はあるものの、子育て中でも働くことがごく普通の環境であることを感じます。

育児中でも働き続ける=女性の社会進出が進んでいるという認識があったので、やはり米国は進んでいると思っていましたが、職場の同僚(アメリカ人/女性/管理職/5歳児+2歳児)と子育てについて話した時に意外とそうでもないのかも、と思いました。

アメリカ人でも専業主婦(主夫)を希望している人は少なくないのかもしれません。

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仕事よりも子供との時間を多くしたい

いつかアメリカのワーキングマザーに仕事と子育ての話を聞いてみたいと思っていて、ちょっとした雑談からこの話題になりました。

「子供を叱る時は静かに低い声で」、「人前ではなく個室で」、「親が間違えたときには子供に謝る」と言った子育て論から、「共働きなので両方の両親が近くに居ないと厳しい」といった話まであり、興味深く聞いていました。

その中で個人的に意外だったのは「本当は仕事をするよりも家に居て子供の面倒をみていたい(Stay at Home Mom)」という言葉でした。

アメリカ人のイメージとしては夫婦ともに結婚、出産後もキャリアを形成して働き続けるのが当たり前と考えていましたが、よく考えると家族第一の考えも持っているので子供や家族と長い時間過ごしたいというのは当たり前のことかもしれません。

専業主婦が増えているアメリカのミレニアル世代

経済情報サイトである Forbesに「Most Millennial Woman are Becoming Stay-At-Home Momes – Here’s Why (ミレニアル世代の女性は専業主婦が増えている。その理由)」という記事があります。

記事の内容としては下記の通りとなります。

  • ミレニアル世代は前の世代よりも専業主婦率が高くなっており、ミレニアル世代の専業主婦は年間100万人ずつ増えている。
  • ほとんどの母親は「育児は世の中で最も充実した仕事」と考えている。
  • 多くの母親は経済的理由により、なりたいと思っても専業主婦が不可能である
  • 90%以上の母親は在宅勤務、在宅で出来る仕事を望む
  • 米国は世界で最も家族政策が遅れている国の一つであり(育児休暇が無い)、専業主婦は高い育児コスト(デイケア等)の節約に貢献する
  • 両親が働くことで家計が助かる
  • 子供を持つ専業主婦の56%が働くより家に居たいと考えている

多くの人はなるべく子供との時間を過ごすために家に居たいと考える一方で、家計を支えるために共働きをしている、ただコスト増が増える育児費(デイケアやベビージッター)を抑えるために専業主婦を選択するケースもある、というのが要約になります。

「お金」の問題は最大関心事

同僚との話戻りますが、上記Forbesの記事の通り、やはりお金の問題がネックになって専業主婦(Stay-at Home Mom)が難しいと言っていました。

ニューヨークやボストン、シカゴやロサンゼルスといった都市圏では住宅費等の生活費も高く、学校も公立より私立の方がレベルが高いということで学費も高騰する傾向にあります。(レベルの高い公立はその地域の税金が高くなるので教育費はどっちにしろ高くなります)

都市圏では必然的に共働きとなりますが、育児費も高騰するため、両親が近くにいて面倒を見てくれないとそもそも生活が成り立たないという現状があります。

そのため最近では生活費が安い郊外へ移住する家族が増えているようで、郊外であれば共働きでなくとも生活ができ、家族との時間も増やすことが出来ます。

これは日本でも同様の状況かもしれません。

郊外に住むことは子育て世代の良い選択肢?

アメリカで最も稼げる都市はシリコンバレーが近いサンフランシスコ、逆に最も生活費が掛かる都市もサンフランシスコになります。

給料をたくさん稼いでも支出も多いため、サンフランシスコで働いて生活することは経済的合理性があるとは言えないかもしれません。(お金だけに焦点を当てた場合)

これは日本における東京も同じかと思います。

ただアメリカの良い所は郊外でも仕事があるということ、アメリカの州は日本の県というよりは国のイメージに近いので仕事のない州というのはなく、給料は下がるにしろ仕事自体にありつけないことはなく、移住もしようと思えば出来ます。

一方日本でも地方移住や地方創生といった政策は取られていますが、仕事が障壁となっている現実もあります。

個人的には地方移住が簡単にできるようになれば子育て世代の選択肢が広がることに繋がるなとも考えています。

共働きでも専業主婦(主夫)でも選択が可能な環境を

特に解決策や良い案があるわけではないのですが、同僚との話を通して「アメリカ人が皆が皆共働きをしたくてしているわけでは無い」ということに気づきましたし、家に居て子供や家族との時間を大事にしたいと考えていることにも気づきました。

働いている方が良いか、子供の側にずっといる方が良いか、人によって考え方は違いますが、それぞれが選択できるような環境が出来ると良いなと思いました。

自分としても家族との時間は出来る限り多く取りたいと考えています。

何となくその解決策としては家でも仕事が出来る「リモートワーク」や物価の安い地域への「移住」と考えています。

これらが当たり前に出来るようになることは人生における満足度を上げてくれるかもしれません。

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