こんにちは、MMです。
先日米国赴任を終えて帰国をしましたが、2歳の息子と14時間のフライトを過ごしました。
2歳児と言えば走り回れる年齢で、じっとしていることが苦手、更に魔の2歳児と言われているようにイヤイヤ期真っ盛りです。
それが自由に動けない場所で14時間ともなるとかなり厳しい状況が予想されましたが、妻との協力のもと、何とか無事に過ごすことが出来ました。
子供の性格で取るべき戦略が変わってきますが、我が家がどのような作戦を行ったかを紹介しようと思います。
目次
前提条件(子供の性格等)
我が家の息子の2歳児時点の性格等は下記になります。
- 常に動き回っている(走り回っている)
- テレビを見ている時、好きなものを食べている時はじっとしている
- テレビ(Youtube)が好き。
- ブロック(レゴ等)が好き
- 車のおもちゃが好き
- お絵かきが好き
- テレビ、おもちゃに関わらず何度も同じこと、モノを繰り返していると飽きる(効果が無くなる)
- 新しいおもちゃにはしばらく興味を持ち続ける
- 新しく見るものには興味を持つ
- 昼寝は日中2時間、夜7時半に寝て朝7時に起きる
- 動けない時間が長いと機嫌が悪くなる
- 自分のやりたいことが出来ないと機嫌が悪くなる
この前提を基に戦略を立てました。
戦略①搭乗時間の調整
まず行ったことは、飛行時間中になるべく多く寝てくれるよう、搭乗時間を調整しました。
我が家の息子は朝7時に起き、昼1時〜3時まで昼寝、夜7〜8時に就寝というサイクルがありましたので、昼寝以降のタイミングが会うように12時発の飛行機を選びました。
日本とアメリカでは12時間以上の時差があるため、人によっては日本で時差ボケにならないよう調整するケースもありますが、我が家の場合はフライトを無事に過ごせることを最優先としました。
戦略②搭乗前に目一杯遊ぶ
お昼寝は昼1時からしていますが、これは午前中に遊んで疲れていることが必要で、疲れてなければ昼寝をしないこともあります。
ですので搭乗時間まで目一杯体を動かして疲れてもらうことを考えましたが、国際線搭乗の場合は3時間前に空港着が必要、そこから1時間位は出国手続きに費やされます。
出国手続きの1時間が関門となりましたが、そこは長持ちするおやつ「飴」を使い何とか耐えてもらいました。
2時間前には搭乗口に付き、そこで何とか体を動かさかなければなりませんでしたが、遊具等は当然ありません。
そこで取った行動はひたすら散歩です。
2歳児なので売店等には興味を持って寄り道してしまいますが、迷惑を掛けない限り自由に動いてもらい、動いてもらうことを最優先としました。
興味を持ったものの触ったりすることを妨げられるとすぐに機嫌が悪くなってしまいますが、そこを自由にさせておくとある程度触ると興味が無くなるので、出来るだけ自由にしてもらいました。
色々と大変でしたがそんなこんなで2時間程散歩することに成功しました。
戦略③フライト中に新しいおもちゃを出す
離陸してから行ったことは新しいおもちゃを出すことです。
新しいおもちゃだと普段使っているおもちゃより新鮮味があり長持ちすることがわかっていたので、いくつかを事前に用意していました。
車のおもちゃ、ステッカーブック、絵本、お絵かきセット等を投入しましたが、一番長持ちしたのはマグフォーマー(マグネットのおもちゃ)とレゴデュプロ(レゴの小さい子向け)でした。
どちらも組み立て系で完成物は無限に出来ますので、ブロックやパズルが好きなわが子には最も効果的でした。
今回初めて買ったわけではなく以前から持っていましたが、マグフォーマーの方はたくさんある方が多くのものを作れますし、レゴデュプロでは車シリーズは持っていなかったこともあり、これら2つだけで3時間持ちました。
その他のおもちゃも合わせると、全部で合計3時間は持ちました。
戦略④フライト中に新しい動画を見せる
普段からYoutubeの動画を集中してみていたので、動画であれば何時間でも持たせることができると考えていました。
普段はなるべく1時間、多くても2時間を意識していましたが、例外対応として動画に頼ろうと考えました。
ですが、帰りの飛行機であるANAの機内では有料Wifiのフルフライトプランでも、容量が上限100MBと動画数本で終わってしまうレベルでした。
なので事前にClipboxというアプリでタブレットに動画を保存し、機内ではそれを再生することにしました。
普段見ているシリーズの新しい動画を見せることで、こちらも合計3時間位は持たせることが出来ました。
戦略⑤機内散歩
走り回るのが好きな月齢だったため、ずっと座っているだけでは機嫌が悪くなってしまいます。
ですので動画やおもちゃに飽きが来たタイミングで、機内の散歩を試みました。
通路を手をつないで歩き、トイレ近くで抱っこや持ち上げをして全身運動をしたりし、また機内をぐるぐる歩きました。
やはり座っているよりも動けた方が2歳児にも良く、機嫌も良くなりました。
それなりに大きい機内だと同月齢位の子も同じように歩いていたので、そのような環境は安心感がありました。
4~5回は散歩に出向き、合計1時間程を費やしました。
残りはご飯、睡眠
14時間中、ご飯は2回出て約1時間、睡眠は普段よりも短かったですが合計6時間は寝てくれました。
フライト前はとても不安でしたが何回もシミュレーションして対策を立てていたこともあり、当日は想定から大きく狂うこともありませんでした。
2歳児との長時間フライトで重要なことは、綿密な計画と実行力だと思います。
子供の性格に合わせた作戦が必要で、我が家の場合は「新しいもの」を出すことで上手く行きました。
実際に今後経験される方は不安があるかとは思いますが、準備をしっかりしていれば大丈夫かと思います!