アメリカの会社は日本より働きやすい!そう思う9つの理由

こんにちは、海外赴任中のMMです。

アメリカに赴任して4年以上になりますが、日本とアメリカの違いというのは至るところで見受けられます。

両国はそれぞれ別の文化を持っていますので一概にどちらが良いかということは言えませんが、労働者の立場で言うとアメリカの会社の方が日本の会社より働きやすいと思います。

もちろん、海外赴任という特殊な立場であること、日本より業務量がかなり増えていること、個々の会社によって事情は違うことは考慮しなければなりません。

ですが現在の働き先はアメリカの労働文化をしっかり反映した米国法人ですので、日本との働き方の違いを比較することは出来ます。

この記事ではアメリカで4年以上働いた経験を基に、アメリカ企業が日本企業と比べて働きやすいと感じる9つの点を紹介していきます。

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アメリカの会社が働きやすいと感じる9つのポイント

僕個人がアメリカの会社が働きやすいと感じるポイントを9つ挙げていきます。

成果主義であること

まずは成果主義であることです。

アメリカの会社は基本的に裁量労働であり、給料は年棒で残業代や休日出勤手当という概念がありません。(工場等のブルーカラーは除く)

海外赴任前は成果主義に関してはあまり良いイメージを持っていませんでしたが、成果さえ残せばやり方やプロセスは自由で、細かく管理されることはありません

また成果主義の場合は、成果が明確化されているので、何をすべきかがわかりやすいというメリットもあります。

細かく管理されることが苦手な僕にとって成果主義の方がストレスを感じず、合っているなと感じます。

ミスが許される

基本的にミスをしても修正をすれば問題無いという文化があります。

アメリカ人の同僚は「アメリカは3歩進んで2歩下がる」文化と言っていましたが、「とりあえず進めて間違っていたら戻って修正すれば良い」と考えられているようです。

大事なのは最終的な成果であり、その成果がしっかりしていれば過程の中でのミスはあまり重大に捉えられません。

小さなミスをしてしまう自分にとっては良い意味でのカルチャーショックでした。

メールのやり取りが楽

これは使っている言語が英語であることが大きく影響していますが、メールでは単刀直入で要件のみです。

「お世話になっております~」とか「お忙しい所恐れ入ります~」などの表現はなく、いきなり本題です。

メールの文頭も「 Hi Jack ~」とかで始まって、メールの本文は大体2~3行で終わる事が多いです。

たまに長い文章もありますが、メールに費やす時間は日本語の半分以下です。

日本語のメールでは使わなければいけないビジネス敬語だったり、婉曲表現で長くなることが多かったので、メールが楽だなと感じます。

「I don’t know」が通用する

役割分業がはっきりしていますので、自分の担当外や分からないことを聞かれたときは「I don’t know (分からない)」で話を終わらすことが出来ます。

入社以来、された質問に対してはメモを取り、自分の担当ではなくても確認して自分が答えるという文化であったため、「I don’t know」で終わらせられるなんて何て楽なんだろうと思いました。

担当者が分かればその担当者の名前を言いますが、分からない時は質問者が何とかして解に自力で辿り着きます。

あくまで主体は発信者(=質問者)であるため、発信者が責任を持ってやり遂げる文化があります。

内線電話を取り次ぐ文化が無い

入社してから一番最初の仕事?は内線電話の取次ぎでしたが、アメリカのオフィスでは他人に掛かってきた電話を取るという文化はありません。

掛けた人がいなかったら留守電に残しますし、本当に急ぎであればチャットを使ったり、携帯電話に掛けます。

内線の取次って意外に時間が取られますし、集中力も途切れてしまいますので、これが無いだけでも仕事の生産性は大きく向上します。

時間を守る

アメリカ人は時間をしっかり守ります。

ここで言う時間とは終わりの時間のことです。

会議の終わりの時間もそうですし、就業の終わりの時間もしっかり守ります。

年棒制かつ裁量制ですので、長く働いた所で意味はありません。

明日出来ることは明日やり、就業時間後はプライベートを大事にするために早く帰るという姿勢は、僕自身も早く帰りやすい空気を作ってくれています。

ビジネスライクな人間関係

日本と違って一括採用という文化がありませんし、転職も頻繁ですので人材が流動的です。

採用は会社で行うのではなく、各部署毎に行い、給料も人事権も部署の部門長が持っているので、他部門は大げさに言うと他社のような感じです。

そのため日本のように会社内の殆どが知り合いということはありませんし、就業後の付き合いのようなものも基本的にはありません。

良い意味でビジネスライクで、仕事だけの関係に特化しているからこそ、先入観や偏見なくフラットな関係が築けます。

個人主義であること

年功序列の文化がありませんので、組織の中で重視されるのはその人個人になります。

誰が何歳であるのか、どこの出身であるから採用した管理職以外は知りませんので、若者の意見は軽視しようとか、出身大学のレベルが高いから意見を重視しようなんていうこともありません。

またある程度年がいってれば役職についてないと駄目とか、50歳なのに若者と一緒の仕事でかわいそう、なんて周りに思われることもありません。

周りを必要以上に気にすることなく自分のやるべきことに集中できるのは、変な見栄をはらなくて済みますので、働きやすいなと感じます。

オフィスが静か

日本の時は会話や電話の声などがあり、割と賑やかな環境で仕事をしていましたが、アメリカのオフィスは基本的には静かです。

むしろ静かに仕事をすることがマナーになっています。

コミュニケーションは電話よりもメール、チャットの方が効率的ですし、オフィス内で雑談をしている人もあまりいません。

雑談は給湯室や通路等のオフィス外で皆しています。

最初は違和感がありましたが、静かなオフィスというのは集中しやすく、モノゴトが捗ることから今では静かな方が良いと思うようになりました。

3つのキーワード

上記で9つのポイントを挙げましたが、これらの中には大きく分けて下記の3つのキーワードがあります。

  • 成果主義(裁量制)
  • 役割の明確化
  • オンとオフの切り替え

そしてこれらの共通点というはアナログではなくデジタルということ、抽象的なものではなく具体的なもの、であるということです。

これは日本とアメリカ、日本語と英語の違いにもそのまま当てはまりますが、仕事に関して言うと白黒ハッキリと明確化している方が働きやすいです。

明確化されていた方が自分が何をすべきかが分かり、モチベーションも効率も上がりますし、プライベートも充実することが出来て幸福度は上がるのでは無いかなと感じます。

新しい働き方は若者が作り出す

上記に挙げたポイントというのは実は最近の日本の若者もそうなのではないかな、と色々な記事を見て思います。

最近アメリカの企業も週休3日制や完全リモートワーク等働き方改革を行っていますが、それはアメリカの若者の代表格であるミレニアル世代に合わせたものです。

常に優秀な人材を確保したい米企業にとって、若い世代の労働ニーズに働き方を合わせることは最重要課題です。

若い世代の考えというのは国境を越えても似ているもので、アメリカの若者達が既に作り上げた労働文化を僕が働きやすいと感じるのはある意味当然かもしれません。

世界中から優秀な人材が欲しい米国労働市場はおそらく世界で一番早く働き方を変えますので、その労働文化の良い所を取り入れた日本企業というのは良い人材を一気に集められるチャンスなのかもしれません。

まとめ

アメリカの会社の方が働きやすいのは事実ですが、一方で超競争社会ということを忘れてはいけません。

それでも良い所は真似していきたいですね。

今は世界中の情報がすぐに入りますので、世界の流れにのって日本企業もどんどん働きやすい環境になって欲しいです。

優秀な人材を確保することは株価上昇、日本経済にも繋がりますね。

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コメント

  1. もっそ より:

    MMさん、こんばんは。
    アメリカでの働き方、なんだか私の理想に近いです!
    この記事を拝見して早くアメリカで働きたいと感じてしまいました笑

    日本におけるビジネスマナーはとにかく気疲れしますね。
    文化という面においては素敵なのですが、結構堪えるんですよね、あれ。
    また、私はアフター5のお付き合いは最小限で良いと考えている人間なので、
    ビジネスライクな人間関係には正直強い憧れを抱いています。

  2. MM より:

    もっそさん

    こんにちは!
    アメリカで働く上での最大のデメリットは結果を出さないと解雇されやすい超競争社会であることですので、それを除けば働きやすいと思います。

    日本は住むにはとても良い所ですので、労働環境が整えばもっと良くなりますね。
    文化的な面もありますが、働く上ではもっと簡素化されても良い慣習はあると思います。

  3. dividendsamurai より:

    私はアメリカの会社で二社、四年弱働きましまが、ほぼ同感です。残業は殆どしたことは無かったし、歯医者とか行くのに、わざわざ半休取らなくて良かったです。とにかく時間がフレキシブルなのは助かりました。一方、本音と建前は日本より酷いなと思いました。ミスが多い人を許容することはアメリカで学びました。

    • MM より:

      dividendsamuraiさん

      貴重なコメントありがとうございます。
      同様に感じられたということはやはりそう思う方が多いのだと思います!

      ミスが起きて当然というのは少しプレッシャーから解放されますよね。

      当然これらは解雇しやすいことと表裏一体だと思うのですが、合理的で良いなと思いますね。