米国株現地レポート – アルファベット / GOOGL

こんにちは、米国株バリュー投資家のMMです。

米国株への投資を行い、且つせっかくアメリカに住んでいるということで、色々な企業の分析をしつつ現地レポートを書いていきます。

今回はアメリカを代表する超巨大企業、Google を傘下に持つ アルファベット (Alphabet Inc/GOOGL)についてのレポートです。

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基本情報

アルファベットの基本情報をまとめます。

アルファベットってどんな会社?

ITサービスをメインとし、生命科学、投資、リサーチ等多岐に渡ったビジネスを行うコングロマリット企業です。

ハイテク株が多い NASDAQ市場に上場しており、S&P500 の構成銘柄となっていますが、ダウ平均には組み入れられていません。

株式市場における産業分類は コングロマリット です。

創業はアルファベットとしては2015年ですが、前身の Google は1998年にアメリカのカリフォルニア州で当時スタンフォード大学の博士課程の学生であった、ラリー・ペイジセルゲイ・ブリンによって設立されました。

子会社には インターネットのGoogle、生命科学ベンチャーのカリコ(Calico)、ベンチャーキャピタルのキャピタル G (Capital G)、生命科学研究所のベリリー(Verily)、自動運転技術を開発するウェイモ(Waymo)、新たなプロジェクトを生み出す X、光ファイバーによる高速インターネット接続の Google Fiber があります。

売上構成 比率
Google 99.1%
Other Bet 0.9%

2015年の アルファベット年次報告書によると、アルファベットの売上構成は Google が99%、その他子会社は合計 1% と、売上のほぼ全ては Google によるものです。

Google の収入源はほぼ全て広告収入で、Googleの自サイト、Adwards等の他サイト、Youtube/アンドロイドの3本柱になっていて、その中でもGoogle 自サイトの収入が7割以上を占めます。

Google は 多くの素晴らしいサービスを無償で提供していますが、それによって人を集め、広告収入につなげるために行っています。

CEO

現在の アルファベット の CEOは創業者である ラリー・ペイジ で、スタンフォード大学の博士課程(計算機科学)在学中に Google を創業しています。

2015年の世界富豪ランキングでは11位となり、その資産額は約4兆円と言われています。

アルファベットのCEOとしての年棒報酬は 1ドルであり、いわゆるワンダラーサラリー(One Dollar Salary)になります。

Google共同創業者の セルゲイ・ブリン は現在アルファベットのプレジデントという立場で、実質はCOO(最高執行責任者)に近いと言われています。

彼もまたスタンフォードの計算機科学の博士号を持ち、世界富豪ランキングでは12位で、資産額は4兆円、プレジデントとしての年棒報酬も 1ドル です。

また時期は未定ですが、宇宙旅行に行くことも発表しています。

競合状況

Google としては特に競合を決めてはいませんが、現在のアメリカでは、Google, Apple, Amazon, Microsoft の4社が同列で語られることが多いです。

企業 時価総額
Google 5770億ドル(63兆円)
Apple 7417億ドル(82兆円)
Amazon 4237億ドル(47兆円)
Microsoft 5023億ドル(56兆円)

最近のニュースの印象だと、Googleは緩やかに上向き、Appleが下がり気味、Amazonが物凄い勢いで上昇、Microsoftが安定、といった感じです。

財務状況

ここからはアルファベットの財務状況を纏めています。

売上推移

2012年から2016年の売上データになります。

2012 2013 2014 2015 2016
売上(10億ドル) 50.0 59.7 65.8 73.6 89.7
売上(兆円) 5,5 6,6 7,2 8,1 9,9
前年比 119% 110% 112% 122%

2012年から年間10%以上の伸びを維持しています。

この伸びは他の業界では中々見ることができませんので、成長企業である証ですね。

Googleは次から次へと新たなサービスを生み出し、今は文字通り世界を席巻していますので、この成長もしばらく続いていくと思います。

EPS推移

同じく2012年から2016年のEPS推移になります。

*EPS(一株あたりの利益) =  当期純利益 ÷ 発行済み株式数

2012 2013 2014 2015 2016
EPS 16.2 19.1 20.1 22.9 27.9
前年比 118% 105% 114% 122%

売上と同じくほぼ毎年10%以上伸びています。

売上もEPSも伸ばしている非常に優秀な企業であると言えますね。

バリュー株の基準に合うか

いつも株を買うときはベンジャミン・グレアムの7つの基準に合わせて、条件が合えばバリュー株であると判断し購入するようにしています。

項目 基準 GOOGL
S&P格付け B以上 AA+
負債比率 1.1倍未満 0.03
流動比率 1.5倍以上 6.3
EPS成長 5年連続 5年
PER 9倍未満 29.2
PBR 1.2倍未満 4.2
配当金の有無

7つの基準の内満たしているのは4項目となりますので、グレアムの基準に則るとバリュー株では無いという判断となります。

中でもバリュー株で最も重視される PER と PBRが大幅に超えてしまっているので、バリュー投資家としては手が出ません。

ですが他の項目に関しては超がつくほど優秀ですので、とても魅力的です。

割安感は無くむしろ割高ですが、成長をし続ける典型的なグロース株です。

最近は Youtube の広告問題もありましたが、アルファベット の成長性やビジョンを考えると、バリュー投資家の自分ですら株を保有したくなる企業です。

よっぽどの事が無いと割安にはならないでしょうね。。

アメリカ在住者から見た アルファベット(Google)

今の生活は Google 無しでは考えられません

インターネットで検索する時も Google ですし、地図を見たいときは Google マップ、車のナビは Waze(Googleが買収)、Youtube は毎日見ますし、Google ドライブもよく使いますし、Gmailも Googleフォトもハングアウトも全て必需品です。

ブログ関連でも Google アドセンスや Google アナリティクス、サーチコンソールは必須ですね。

あまりにGoogle関連のサービスが便利なので、日本に居たときはソニーユーザーでしたが、今はスマホもタブレットも Nexus にしてGoogleリンクをしています。

またアメリカに来て一番良い買い物だったと言えるのが、Chrome Castで、これをテレビに挿すと Youtubeをテレビに映すことができます。(正しくはスマホやタブレット、Google Chromeの画面をChrome Cast に投げる=キャストしています)

Youtubeだけでなく、Google 関連アプリ(Google フォト、Google Chromeの画面)も映すことができますし、関連アプリも映すことが出来ます。

全てスマホ上の操作になりますので、これだけで我が家は一気にスマートハウスになりました。

教育現場で存在感を増すGoogle

最近は公立の小学校でもIT化が進んできて、紙から電子機器(タブレット等)への流れが出来ています。

その教育市場でも Google は存在感を増してきて、Chrome Book を使い、宿題の一部は Google スプレッドシートを通して提出している所もあります。

アメリカは移民の国ということもあり、先進国の中では少子化問題が無く、教育市場というのは先細りすることがありません。

その市場で存在感を増すことは将来的な収益の拡大も見込むことが出来ます。

まとめ

バリュー株の観点からはアルファベットは外れてしまいますが、グロース株としては評価されます。

また従業員の観点からもとても働きやすい企業という情報を見ていますので、そういった意味でもとても魅力的な企業ですね。

カリフォルニアにあるGoogle本社ではオフィスツアーをやっているみたいなので、アメリカ赴任中にぜひ一回行って、その様子もレポートにしてみたいです。

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