エリートって幸せ?社会的地位の高さと幸福度の関係を考えてみる

こんにちは、兼業サラリーマン(海外赴任中)のMMです。

子供の頃は周りに大卒者が居なかったので、大学を出る=エリートというイメージを漠然と持っていました。

大学を出た後は大企業に勤め、難しい仕事をこなす代わりに多くのお金をもらって裕福な生活が出来ると思っていました。

今でも小学校来の地元の友達何人かと定期的に集まっていますが(今は海外赴任中のため帰国時のみ)、職業はトラックの運転手、大工、電気屋、医療専門職、地元信用金庫と皆バラバラですが、自分以外は地元に勤めて地元近辺に住んでいます。

子供の頃の自分から見ると、大学を出て企業に入り、アメリカへ海外赴任をしている今の自分は間違いなくエリートです。

ですが社会人になって以来地元の友達たちと会う度に「エリートは幸せなんだろうか?」という疑問がずっとありました。

エリートは社会的地位がありますが幸福度に比例するのか、憶測もありますが個人的な考えを述べていきます。

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エリートの定義

エリートという言葉はとても曖昧ですが、アメリカの社会学者 ライト・ミルズが「エリート理論」において定義をしています。

エリートには大きく、政治エリート、経済エリート、軍事エリートの3つの分類があり、日常生活で使われるエリートは経済エリートのことが多いです。

経済エリート

経済やビジネスの分野で十分な教育と経験を積んだ人々は、経済エリートに属する。

いわゆる”名門校”や”ブランド大学”群*などの卒業生達は”幹部候補生”のビジネスマンとして大企業に採用されるが、これは特定の大学が商工業と強い結び付きがあるためであり、「財界エリート」輩出の基盤となっている。

また、理学工学の分野でも、一部の教授や研究室が特定分野で大きな影響力を持っているといったように、エリート志向の傾向が見られる。

*例えば、日本では旧帝国大学及びナンバースクール、旧官立大学、早慶、東京六大学など、アメリカであればアイビー・リーグ参加校、イギリスであればオックスブリッジ、フランスであればフランス国立行政学院(ENA エナ)などの名門グランゼコールといった学校群。

-Wikipedia「エリート」より

ですが個人的には大卒で上場企業(市場問わず)に勤めている人はエリートだと思っていますので、その前提で考えを述べていきます。

エリートは収入が多いが出費も多い

エリートは平均と比べると収入が多いです。

国税庁の2015年の調査によると日本人の平均年収は414万円ですが、従業員が多いほど年収は高くなる傾向があります。

上場企業は従業員が多い傾向がありますので、エリート=年収が高いと言う事が出来ます。

ですが給料が高い仕事は出費も多いと考えています。

例えば平日の飲み会だとか歓送迎会、土日の付き合い、自己啓発への投資、などです。

僕も日本に居たときは平均すると週一回は飲み会があったような気がします。

給与水準が高いと言われている業界で働く知人からは、飲み会は週二回以上、一回で掛かる飲み会は1万円以上(2次会、3次会)という話を聞きました。

また年次が上がれば後輩分も出すため費用がもっと上がるとも。。

一方で地元の友達からは、仕事関係の飲み会は基本的になく、あっても月1回程度とのことです。

額面だけで無く、純手取り額で見ると実はエリートの収入はそこまで多くないのではないかなと思います。

エリートの生活費は高い

エリートは大都市に勤めていることが多いです。(特に東京)

大都市では住居費をはじめとして生活コストが高くなります

またある程度のステータスを持つことが常識としてあり、ブランドものや車のランク、少し高めのお店に行くなど、こういう面でもコスト増になりがちです。

繰り返しになりますが、いくら収入が高くても出費が多く純手取り額が低ければ、その仕事はROIが悪いと言わざるを得ません。

労働時間の長さ

給料が高いとその分労働時間も長くなりがちです。

残業代が給料をより高くしているとも言えますね。

僕も日本に居た時は月平均10~20時間の残業をしていましたが、妻は平均50~60時間の残業をしていました。

残業が多いと給料は増えますが、使える時間がかなり減ってしまいます

一方地元の友達は基本的に残業はありません。

皆家族持ちなので、仕事が終わったらすぐに家に帰って家族と過ごしたり、余暇を楽しんだりしています。

仕事は生きていくための手段であるべきだと考えていますので、その仕事に大半の時間を奪われてしまうことは本末転倒だと考えています。

エリートが幸せになるには

ここまで見ているとエリートは額面の給料は高いけど、出費が多く実際に使えるお金は平均とそれほど変わらない、むしろ労働時間や掛かるストレスが多い分損をしている、ということになります。

せっかく勉強して知識や能力をつけたのに、手取りはそんなに多くなく自由な時間も無いのでは、いくら社会的地位があったとしても幸福度は上がりません。

そんなエリートが幸福度を上げるには次の3つの方法だと考えています。

支出を下げて手取り額を増やす

飲み会などの出費や生活費増によって純手取額は少ないですが、額面で言うと平均より多いです。

ですので、支出を抑えることが出来れば純手取り額を増やすことが出来ます

労働時間は長いままでも、お金が手元にあれば、例えば移動にタクシーを使ったり時短に出来る家電を買ったりしてある程度時間をお金で買うことが出来ます。

使える時間が増えれば幸福度は上がります。

支出を下げる具体的な方法はやはり支出を管理していくこと、家計簿ですね。

労働時間を減らす

そもそもの労働時間を減らせれば自分で使える時間を増やすことが出来ます。

ここでの労働時間は会社での付き合いの飲み会等も含めますので、それも抑えられれば支出下がり一石二鳥ですね。

でも労働時間を減らすというのはとても難しいことで、もはや個人の問題では無く社会の問題です。

個人的に定時帰りをするための努力をしていますが(こちらの記事参照)、実際周りが残業している中で定時帰りすることは勇気が必要なことです。

そのためには「評価が落ちても良い」という開き直りが必要ですが、その開き直りのためには他の会社に雇ってもらえるという後ろ盾が必要です。

資格を取ってリスクヘッジをしてからが現実的かもしれません。

職を変える

思い切って職を変えるというのも一つの手です。

社会的な地位は無いかもしれませんが、必要以上のストレスからの開放と時間は手に入れることが出来ます。

実際は社会的地位の中に信用だったりがあるわけですが、エリートになるような人であれば変わった先の職場でも上手くいきます。

またこの時に生活コストが安い場所に住む場所を変えるというのもありですね。

まとめ

本来エリートは選択肢を多く持っているべきで、その多くの選択肢の中から自分にとって一番良いものを選べる権利があるはずです。

ですが何となく、ある程度の大学であれば○○企業レベル、といった感じで逆に選択肢が狭まっている風潮があり、就職後も手取りも多くなく時間も持てないという環境が多くなっています。

元を辿ると現在の労働環境や労働文化がこのような状態を生み出しているのですが、このような状態が続けばエリートを目指す人はどんどん少なくなります、

個人も仕事をいつでも辞められる位のスキルをつけ、労働環境も改善したときに、エリートと幸福度は比例するのかなと思います。

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