ROI (投下資本利益率) の考えは節約家・投資家に必須!日常生活へ応用してみる

こんにちは、兼業投資家のMMです。

株式投資、特に割安株に投資をするバリュー投資を行う際には、その割安感を客観的に測るために財務分析を行います。

その財務分析を行う際は、株価収益率(P/E)や株価純資産倍率(PB)といった分析指標が多く存在しますが、その指標のいくつかは株式投資だけではなく、日常に応用できるものもあります。

その中でも僕が好きな財務分析指標に投下資本利益率 (Return On Investment、ROI) というものがあります。

ROI は株式投資の指標としてだけではなく、会社の業務で予算担当だったりプロジェクトを纏める立場の人も聞いたことがあるかもしれません。

この ROI は日常生活にも応用することができ、時間の有効活用、時間の節約に大きく役立ってくれますので、その紹介をしたいと思います。

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ROI (投下資本利益率)とは


投下資本利益率とは、簡単に言うといくらお金を使っていくら利益を上げることができたか、を見る指標になります。

とても簡単な式にすると下のような感じになります。 


ROI (%) =  利益 ( 売上 – 投下資本) / 投下資本    *投下資本・・・いくらお金を出したか。掛けたお金。

ROI計算の具体例

例えば、10万円の製品 ( 原価4万円、利益 6万円) を 5万円で広告を出して打った場合、掛けたお金(投下資本)は原価4万円と広告の5万円の計9万円になります

これでROIの式に当てはめると下の式のようにになります。


利益 1万円 ( 売上 10万円 – 投下資本 9万円( 原価4万円+広告5万円) / 投下資本 9万円 = ROI 11.1 %


このようにROIを出し、別条件でも比較をして高いROIの方が利益を上げられるので、ROIの高い方へ投資しよう、という感じで使われます。

株式投資の場合の実際のROIの求め方も載せておきますが、ROIが高い程投資対効果が高いという本質の部分は変わりません。

ROI (%) =  *EBIT(事業利益) / 借入金 + 社債発行額 + 株主資本

*EBIT = 経常利益 + 支払い利息

ROI を日常生活に当てはめてみる

例えば今僕はTOEICの勉強をしていますが、このTOEICのROIを算出してみます。

受験費用は $75 、掛けた時間を 30時間 とし、*僕の一時間当たりのコストを $20 とします。 

*僕が一時間勉強ではなく稼ぐことに使ったら$20稼げたという前提です。

そうすると投下資本は $75 + $20×30時間 = $675 となります。

そして満足する結果を得られ、さらにそれを自分の英語力の証明としてクラウドソーシングの自己紹介に載せ、1年間で $800 (売上) 稼げたとします。

ROI を計算してみます。


利益 $125 (売上 $800 – 投下資本 $675) / 投下資本 $675 = ROI 18.5%


ROI は 18.5% となります。

ROI の向上は利益率の高い行動に繋がる

上のTOEICの例ではROIは18.5%となりましたが、もし勉強に費やす時間を減らすもしくは売上を上げることが出来れば、つまり投下資本を減らす利益を上げることが出来れば ROI は向上します。

繰り返しになりますが、掛ける時間を減らすか得られるリターンが増えれば ROI は向上します。

株式投資の行動の ROI

ROIの考え方は投資行動にも応用出来ます。

極端な例ですが、年間5%のリターンを得るために個別株のデイトレードやスイングトレード等に年間合計50時間使った場合と、自動積立のインデックス投資で年間合計1時間しか使わないで5%のリターンを得られた場合、 ROI はインデックス投資の方が遥かに高いです。

リターン(売上)は同じなのに投下資本(ここでは使った時間)に大きな差が出ています。

1時間$20を稼げたとすると、差分の49時間 × $20 = $980 (約11.2万円)分、インデックス投資の方が利益を上げられていることになります。

*ここではインデックス投資が優れているということを言いたいのではなく、同じリターンの場合に掛かる時間が違うという例になります。

買い物の ROI

日常の買い物にもROIの考え方は使えます。

例えば家から往復5分のスーパーに5kg 2,000円のお米が売っていて、家から往復35分のスーパーでは同じお米が1,500円で売っている場合を想定します。

もし1時間に2,000円稼げるとした場合、近所の5kg 2,000円のお米を買った方がROIが高いです。

確かにお米は遠いスーパーが500円安いですが、近所のスーパーは30分時間を節約でき、その30分で1,000円稼ぐことができるので、近所のスーパーの方がむしろ500円安く買えることになります。

またネットスーパーが実店舗より多少高くても、時間を圧倒的に節約できるという意味ではROIが高いと言う事も出来ます。

会社給料以外の収入源が必須

ここまで見てきた通り、日常生活に ROI を応用することで、より合理的な判断をすることが出来ます。

ですが、この考えの大前提としては会社給料以外の収入源があること、になります。

というのもいくら時間を浮かせた所で、その時間を使ってお金を稼ぐ手段が無ければ意味がありませんし、投下資本の計算もすることが出来ません。

空いた時間でも収入に結びつけれれることと言えば、事業運営(不動産含む)、株式投資、ブログ等のインターネット関連、在宅ワーク(クラウドソーシング等)があります。

これらの仕事で稼ぎがあれば自分自身の時間当たりのコストを計算することが出来ます。

会社にいる時間が短い程 ROI は上がる

これは個人的な話ですが、現在僕はアメリカに海外赴任をしており、給料は年棒制になっていることから、いくら残業をしても残業代は出ません。

給料(売上)は固定ですので、残業をすればするほど投下資本が増え、ROI はどんどん低くなります。

なので出来るだけ仕事を早く終わらせて家に帰ることがサラリーマンとしての ROI 向上に繋がります。

日本でも年棒制の会社に勤めている人は同じことが言えますね。

まとめ



費やす時間を少なくする、もしくは得られる利益を上げることで ROI は向上します。

ROIを日常で意識すると、「これをやることは自分にはプラスになるかな、無駄ではないかな、やるのであればもっと効率的に出来ないかな」と考えるようになります。

勿論あまりキツキツに考えると息が詰まってしまいますので、適度に、が良いです。


仕事でもこの考えを持つと時間を節約するようになり、定時帰りをかなり意識するようになります。


時間は大切なので、出来る限りモノゴトを合理的に判断し、行動していきたいですね。

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