投資家として知っておくべき「プロスペクト理論」

こんにちは、兼業投資家のMMです。

現在、家計の資産運用を行っていますが、投資スタイルはインデックス投資兼バリュー投資と、あくまで長期で結果を出すことを考えています。

そのため短期で損益が出ていたとしても基本的に気にはなりません。

今はもう殆どやっていないのですが、以前はFXでの取引をやっていたのですが、FXや株の短期売買では「利小損大」という言葉があります。

意味としては、利益を出す時は少額、損を出す時は多額、となり結局損をしてしまうということを指します。

この「利少損大」というのは実は行動経済学の「プロスペクト理論」で説明されています。

短期売買をしなくとも、投資家としてこのプロスペクト理論を知っておくことはプラスになります。

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プロスペクト理論とは

プロスペクト理論とは行動経済学の1つとして捉えられ、アメリカの心理学者であるダニエル・カーネマンが提唱した理論です。

プロスペクト理論を簡単にまとめると、「人は利益を得られる場面においてはリスク回避を行い、損失を被る場面においてはリスク選好になる傾向がある」というものになります。

具体例としては下記の通りです。

利益を得られる場面ではリスク回避をする

まず利益を得られる場面です。

  • 100%の確率で100万円を得られる
  • 50%の確率で200万円を得られる (50%の確率で1円も得られない)

このような場合、殆ど人は前者の「100%の確率で100万円を得られる」を選ぶことになります。

損失を被る場面ではリスク選好になる

次に損失を被る場面になります。

  • 100%の確率で100万円を損する
  • 50%の確率で200万円を損する (50%の確率で1円も損しない)

このような場合、殆ど人は後者の「50%の確率で200万円を損する (50%の確率で1円も損しない」を選びます。

プロスペクト理論とFX/株の短期売買

FXや株の短期売買にはプロスペクト理論が正に当てはまります。

利益を得る時は堅実に行っているのに、損を抱えた途端にリスク選好になり、結果としてトータルで損をすることにつながります。

短期売買(長期での売買も)では自分の決めたルールをいかに忠実に守るかが鍵と言われますが、プロスペクト理論に基づいた行動となります。

利益を得るときも損をする時も同じルールでやれば、理論上はそこまでの損害はないはずですしね。

 プロスペクト理論と事業

このプロスペクト理論というのは、FXや株式の売買に限らず、事業運営にも応用が出来そうです。

利益を得る時も堅実に、損をする時も堅実に、どちらもリスクをなるべく下げる、ということが事業継続にも必要です。

常に冷静でいることが重要ですね。

まとめ

FXをやっていたときにはこのプロスペクト理論がぴったり当てはまる行動を取っていました。

特に損をしている時ほど、いつかマイナスが戻るんじゃないか、プラスになるはず、と冷静さを失ってしまうことがありました。

金融取引においてはルール作りが不可欠ですし、そのルールに従うことが必要です。

いわゆる出口戦略です。

短期売買だけでなく、長期売買でもそれは同じことです。

長期売買でも明確な目標を決めておかないと、得られていた利益が得られないだけでなく、資産を減らしてしまう可能性もあります。

プロスペクト理論を知ることは、資産運用をする際に明確なルールを決め、その通りに行動することの重要さに気づくことができます。

世の中には投資に関する重要な理論や説がいくつもあると思いますが、プロスペクト理論はそのうちの1つであると考えます。

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