資産運用において理解しておくべき「投資」と「投機」の違い

こんにちは、兼業投資家のMMです。

資産運用を始めて5年が経ちますが、現在は完全に長期投資スタイルですが、以前は短期での含み損、含み益に一喜一憂することもありました。

当時一喜一憂してた一番の理由は、「投資」と「投機」の違いを理解出来ていなかったことにあります。

投資も投機もお金を増やすという目的は同じですが、中身は似て非なるものです。

資産運用を行うにあたって、「投資」と「投機」の違いを理解することは、非常に重要です。

これらの違いを、①一般的な理解、②ウォーレン・バフェットが師と仰ぐベンジャミン・グレアムの理解、③個人的理解の3つの視点から分析していきます。

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「投資」と「投機」の違い

一般的には投資と投機はそれぞれ下記の通りに定義されています。

投資

有価証券に「投資」をするという意味に於いて一般的な見解によると、利子や配当などのインカムゲインの取得を目的とした資金や資本を投下する行為を言う。
−コトバンクー「投資」より

投機

利益・幸運を得ようとしてする行為。
将来の価格の変動を予想して、現在の価格との差額を利得する目的で行われる商品や有価証券などの売買。
−コトバンクー「投機」より

一般的な意味としては、インカムゲインを得る目的で行うものは投資、キャピタルゲインを得る目的で行うものは投機であるとされています。

ギャンブルも投機に含まれます。

ですが、厳密には投資と投機には明確な区別が無く、各個人の理解に任されています。

Investpediaというアメリカにある投資版ウィキペディアには、投資と投機の違いは「リスクの大きさ」であるとしています。

辞書的な意味では、配当金目的の場合は投資、それ以外は投機となりますが、これでは投資の定義が狭過ぎると感じます。

これでは世界の投資家の殆どが投機家という扱いになってしまいますので、もう少し投資家の定義を広げても良いと思います。

ベンジャミン・グレアムの定義する「投資」と「投機」の違い

ウォーレン・バフェットが大きな影響を受けたベンジャミン・グレアムの著書「賢明なる投資家」の中で、グレアムは「投資」と「投機」について触れています。

具体的にそれぞれに語っているわけではありませんが、要約すると下記の通りです。

  • 投資とは、本来の価値以下の値が付いている時に買い、実質価値以上に根が上がったら売ること。利益を追求しないこと。
  • 投機とは、相場を予想すること。利益を追求すること。

ベンジャミン・グレアムの定義に合わせると、ファンダメンタル分析による株式投機は投資、テクニカル分析及び短期売買の金融取引(株式、先物、FX等)は投機となります。

グレアムは、「投資家が利益を求め、相場を予想し売買のタイミングを気にするようになった時に投機家に成り下がり、投機を行うことは全財産を失う可能性がある」、と言っています。

いわゆるバリュー投資家であり、リスクを避けるグレアムにとっては、「予想」という不確実性を持つものは投機と認識していました。

「投資」と「投機」、個人的定義

僕個人の「投資」と「投機」の定義は下記の通りです。

  • 投資・・・お金を減らさないことを目的すること
  • 投機・・・お金を増やすことを目的にすること

僕が資産運用を行っている理由は、お金を減らさないことです。

健全に経済が成長している国は、インフレ(物価値上がり率)が年間2%に達すると言われいます。

資産をタンス預金や低い利率の銀行に預けたままでは、資産の実質価値が目減りしてしまいます。

ですので、そのインフレ率より少しでも上回ること(=資産の価値減を防ぐこと)が資産運用の目的であり、その手段が投資です。

ですので、最大関心事は「いくらお金が増えるか」ではなく、「どうやったらお金が減らないか」を考えています。

お金を増やすには相応のリスクが伴います。

ですが、僕にとってそのリスクが投機に結びつきます。

具体的には、今僕が行っている長期でのインデックス投資、バリュー投資は投資、FXや先物、株の短期売買は投機となります。

僕にとって投資はお金を増やすためではありませんので、長期投資でも投資益は考慮していません。

利益が出たらラッキーとしています。

資産運用は「投資」をすべき

資産運用は「投資」をすべきであると考えます。

勿論人によって許容度は違いますし、ハイリスクハイリターンを狙うことも問題ありません。

ですが、世界の著名な投資家たちはその名の通り「投資」を行っていたのであって、「投機家」はいません。

投資では投機のように短期間で利益を上げることは出来ませんが、長期間では確実に資産を減らさず、利益を出せることは先人たちが証明してくれています。

ですので、資産運用では長期での「投資」を行うべきであると考えています。

まとめ

投資も投機もお金を増やすという共通の目的はありますが、中身は全く違うものです。

投機をやらない、と思っている人でも一度利益が上げられると、一攫千金への欲が出てきて、冷静さを失い、結果的に損をしてしまう可能性をあります。

欲をコントロールすることは難しいですが、お金を減らさないことに重きを置いた投資を行うことで、コントロールが出来るかもしれません。

投資においては近道はありませんので、結果的にはコツコツ地道にやることが最善の結果に繋がると考えます。

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