英語習得の近道は正しいプロセスで勉強すること!英語学習者が知っておくべき「インプット理論」

こんにちは、海外赴任中のMMです。

語を学ぶにしても他のことを学ぶにしても、正しい勉強法を行うことがその近道になります。

いくら勉強をしたとしてもやり方が間違っていれば、時間は使ったけど成果が出ないということになってしまいますので、せっかく時間を使うのであれば効率的に行いたいですよね。

なので今回は英語学習においてしっておくべき理論を紹介しようと思います。

英語学習において知っておくべき理論にについては「インプット仮説」「アウトプット仮説」があります。

仮説というと難しく聞こえますが、内容としてはとても簡単なものです。

これらを知っていると知っていないでは習得まで大きな差が出てきますので、知っていて損はない知識です。

今回はインプット仮説について紹介します。

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インプット仮説(Input hypothesis) とは

米国言語学者であるステファン・クラッシェン氏 (Stephan Krashen ) が提唱している仮説で、最大の特徴としては「言語学習において最も重要なのはインプットであり、アウトプット(話すこと、書くこと)は語学力向上に寄与しない」としていることです。

理解可能なインプットを受けることが最も言語能力を向上させ、そのインプットは自分の理解できる内容+αが望ましいとしています。(クラッシェン自身は i+1 のインプットと表現しています。* i = 既に持っている言語能力、知識)

そのため理解可能な範囲のみのインプットに留まると語学力の上達は見込めず、かと言って理解が全くできない難しいレベルのインプットをしてもこちらも語学の上達には寄与しません。

あくまで理解できる内容+αのレベルが語学力を向上させることに繋がります。

アウトプット(話すこと、書くこと)はインプットにより習得した結果であり、語学力向上に重要なのはインプットとしています。

このインプット仮説を正とすると、英語学習においては、自分が理解できる内容より少し高いレベルのインプットを多く受けることが最も効果的になります。

習得学習仮説

クラッシェンはインプット仮説の他に第二言語習得において4つの仮説を立てています。

その一つが習得学習仮説です。

クラッシェンは「習得」「学習」を明確に区別しています。

習得

実際の言語を使用することにより能力を高めていくこと「習得」と定義付け、まさに子供が言語能力を身につけていく過程のことを指しています。

周りが話していることを聞き、無意識のうちに理解をし、自分が使うことで能力をつけていきます。

習得により身につけた言語は感覚的なものであり、細かな文法は分かりませんが、何となく正しい、正しくないを判断できます。

学習

一方僕たちが英語を学んできた授業などで「英語を勉強する」ために意識的に学ぶこと「学習」と定義付けています。

この学習においては文法や意味といった知識を得ることに長けています。

ですが、クラッシェンは言語能力が身に付くのはあくまで「習得」の場合だけであり、「学習」において身に付くことはないとしています。

「記憶」は出来るが身につくことはないということですね。

その他3つの仮説

その他にクラッシェンは3つの仮説を立てていますので簡単に紹介します。

自然順序仮説

語学の「習得」においてはある一定の順序があるとしています。

それは学校の英語学習の教科書の順序のような簡単なものから難しいものへ、という順序と必ずしも一致していません。

モニター仮説

学習によって得た言語知識は文法や正しい単語を使っているかのモニター的役割を果たすが、正しい英語を使おうとする余りスムーズの会話の阻害要因になっているとも言われています。

情意フィルター仮説

心理的障壁が上がっているる際は習得がしにくく、低くなっている場合は習得がしやすいとしています。

心理的障壁には不安感、動機、自信の3要素があります。

不安感が無く、高い動機があり、自身を持っている場合には言語が習得しやすく、反対に不安感があり、動機が低く、自信が無いと習得が難しい状態にあると言えます。

子供ほど心理的障壁が低く、大人ほど高くなりがちであり、一般的に子供の方が語学習得が早いといわれる所以にもなります。

英語を勉強している海外赴任者の立場で思うこと

このインプット仮説に対して、普段英語を使っている海外赴任者の立場で思うことを述べてみます。

インプット仮説に関して

世の中の英語学習においては「アウトプットが重要であり、インプットだけでは英語力向上はできない」という説が大半であり、かくいう僕自身もそう思っていました。

ですがこのインプット仮説を見るとインプットの重要性を改めて感じます。

学校や浪人中の予備校などで英語は多読ということをよく言われていましたが、もしかしたらインプット仮説に基づいたものだったのかもしれません。

浪人中の英語の勉強で、分からない単語があっても止まらず意味を類推しながら読み続ける、というのを強く言われていましたが、まさにクラッシェンの 言う「自分のレベルより少し高い英語に触れる」かなと思います。

結果的に英語力(リーディング)が伸びましたので、理解できる内容+αによる向上に納得がいきます。

間違えてはいけないのは、このインプット仮説はアウトプットは不要と言っているわけではなく、インプットが最重要と言っていることです。

習得学習仮説に関して

注意しなければいけないのが、習得学習仮説にあるように言語能力が身に付くのは学習ではなく習得であることです。

僕自身は習得をするためにはとにかく実践の場に身を置き、使わなければいけない状況を作りだすことと理解をしました。

英会話においては確かにいくら本で勉強した所でそれはあくまで学習であり、その学習でやったことが実践の英語力に繋がるかは何とも言い難いところです。

それよりも英語を使わざるを得ない状況にいく、もしくはその環境を作り出すことで語学力を伸ばすことができる、ということについては同意見です。

僕の場合は海外赴任により英語を話さなければいけない状況になったことで英語が習得できているのかなと思います。

人によってはそれが留学だったり、日本に居る場合でも英語を使った仕事をしなければならない、もしくは進みたい道のために英語を学ぶ環境を作る、ことがあります。

子供の目線で考えると、言葉を話すことが出来ない子供は常に実践の場にさらされて、習得をしますね。

その他3つの仮説について

モニター仮説は個人的にとても面白いと思いました。

これはつまり勉強すればするほど正しい英語にこだわり、話すことが出来なくなってしまうというものです。

僕自身は英語を話す際の一番の障壁は「間違った英語を使っていないか」でしたので、まさにこれにはまります。

情意フィルター仮説に関しては、間違っても良い環境(例えば周りに日本人が居ないなど)の時ほど英語が話しやすいことに繋がります。

まとめ

インプット仮説によると

  • 言語習得にはインプットが最重要
  • 自分のレベル+αの英語に触れ続けることが効果的
  • 学習では無く習得が必要
  • 英語の実践の場を作る
  • 心理的障壁を下げる

ことが重要になります。

勉強でもスポーツでも理論を知ることは、能力習得の近道です。

英語学習をしている方はぜひ参考にして貰えればと思います。

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