投資は出口戦略が最重要!バリュー株を売るべき5つのタイミング

こんにちは、バリュー投資家のMMです。

でぐち‐せんりゃく【出口戦略】

1 軍事行動で、軍隊の損害を最小限にとどめて戦線から撤退するための作戦。撤退作戦。

2 (1から転じて)不況、競争激化などから収益減の見込みとなり、企業が損害の少ないうちに規模を縮小または撤退するための方策。また、投資した株式・債権などを売却して資金を引き上げることをもいう

コトバンクより

投資、特にバリュー投資においては「購入価格」が重視されます。

株式投資においては購入時の価格で利益を得られるかどうかが決まると言われており、バリュー投資においても購入基準を明確にし、そこを超えたら購入と、あくまで「購入基準」になっています。

実際にバリュー株を買えて評価益が上がっていけばその投資は成功と言えるかもしれませんが、本当の成功はその株式を売却したときに利益が残っているかどうかの実現益によります。

いくら割安株を買えて保有期間中の評価益が2倍3倍になったとしても、実際の売却時がマイナスであればその投資は成功とは言えません。

アメリカの投資関連サイトでも「バリュー株はいつ売るべきか」という議論がよくなされていますが、統一された明確な基準というのものはありません。

個人的には出口戦略はむしろ購入よりも重要度が高いと思っていますし、投資=出口戦略といっても過言ではありません。

そんな投資の出口戦略について考えをまとめておこうと思います。

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バリュー株を売るべき5つのタイミング

Value Stock Guide というバリュー投資を扱っているアメリカのサイトがあるのですが、そこにはバリュー株を売るべきタイミングが書かれています。

9つのタイミングが紹介されていますが、個人的に良いと思うもの5つにまとめてみます。

目標株価/目標株価指標に到達した時

判断が一番簡単なのが、目標株価/目標株価指標に到達したタイミングで売ることです。

事前に目標金額、目標指標を設定していれば売る時にも判断に迷うことがありません。

問題なのはバリュー株投資時に目標株価/目標株価指標を設定しているかどうかです。

投資タイミングで目標売価を設定している人は意外にも多くありません。

実は自分もそうです。。

一番楽であり、一番正しい売りタイミングが目標株価に到達した時ですので、バリュー投資時にはちゃんと見据えておきたいですね。

より良いバリュー株を見つけた時

バリュー投資は長期保有が前提となりますが、利益の得方としてはキャピタルゲイン(安く買って高く売る)になります。

割安株への投資ですので、投資時から時間を追うごとに値段が上がっていき割安感も薄れていきますので、保有時点でより良いバリュー株を見つけたら、売却して乗り換えるには良いタイミングです。

乗り換えでは無く手持ち株の純増をしても良いと思いますが、保有株の増え過ぎは管理を難しくしますので、管理できる限界を超えている場合は乗り換えが得策になります。

バリュー株の値が2-3年経っても戻らない時

バリュー株というのは、本来価値があるにも関わらず事故的に値が下がってしまっている、文字通りのお買い得株です。

ですので市場が正常を取り戻し、その本来の価値を認識していけば、株価自体は戻ってくる前提になっています。

ですが、2-3年経っても当初想定していた値段まで戻らない場合は売却のタイミングです。

割安ではあるものの市場が本来の価値の評価をしなかったか、その期間の間に経営層が価値を上げられなかったか、購入時の分析が間違っていたのか、理由は様々です。

いずれの場合であっても長い間値が戻らない場合はそれ以上持ち続けてもむしろ損をしてしまう可能性がありますので、保有期間を決めてその期間内に値が上がらない場合は売却というルールを決めた方が賢明です。

保有株企業が同意できない判断を下したとき

バリュー投資を含む株式投資は、会社の所有権を一部保有するという行為になります。

影響は薄いですが、企業の経営に関わっていると言えます。

その所有権を持っている企業が自分とは合わない判断をした時、例えば従業に長時間労働を強いるようになったり、払うべき賃金を払わない等が合った場合は、売却のタイミングです。

バリュー投資といえども利益を得るための手段ではなく、企業保有の一環です。

単なるマネーゲームではなく、保有企業が自分の考えとあっていて投資する価値があるかどうかも、重要なポイントです。

業績が大幅に悪化した時

企業の業績が大幅に悪化し、株価下落、株式指標が悪化した場合は売却のタイミングです。

簡単に言うとバリュー株が割高株になった時です。

目標株価/目標株価指標に到達している時とケースがにていますが、業績悪化の場合も目標株価指標に到達します。(損を抱えながら)

こうなった場合は保有する理由もありませんね。

グレアムの基準の売却するタイミングは?

自分自身バリュー投資家を名乗っておきながら出口戦略は全く考えていませんでした。。

ですのでこれを機に売却基準を設けようと思います。

バリュー投資の方法としては下記の通り、ベン・グレアムの7つの基準を使っています。(参照記事:バリュー投資家必見!ベン・グレアムの割安株を選ぶ7つの基準)

ベン・グレアム7つの基準 売却基準
S&P格付けB以上 B未満
負債比率110%未満 130%以上
流動比率1.5倍以上 1.2倍未満
過去5年間EPSを伸ばしている 下がっている
株価収益率(PER)9倍未満 13倍以上
株価純資産倍率(PBR) 1.2倍未満 1.5倍以上
配当金を出している 停止した

売却基準を載せてみましたが、7つの基準の内4つ該当したら割安ではなくなったとして売却を検討しようと思います。

この基準が正しいのかどうかわかりませんが、今後修正も加えていこうと思います。

今後は毎月の米国株運用状況確認のタイミングで、バリュー投資をした個別株に関しては売却基準も確認していきます。

基準を設けることで再現性を高める

どうしても裁量で株式投資を行ってしまうと、利益が出ている時は欲が出てきてもっと高みを望み、逆に損をしているといつかは戻ると考え、結局得られたはずの利益を逃してしまうことがあります。

勿論うまくコントロールできる人もいますが、自分としてはやはりそこはできる自信がありません。

ですので、投資時も売却時もフィルタリングは機械的に行い、その上で自分の判断をしていこうと思います。

意思が弱いので、基準に頼っていきます。

基準の良いところはそれに従えば再現性を高められることです。

まとめ

バリュー投資株を売るべきタイミングは下記の5つになります。

  • 目標株価/目標株価指標に到達した時
  • より良いバリュー株を見つけた時
  • バリュー株の値が2-3年経っても戻らない時
  • 保有株企業が同意できない判断を下したとき
  • 業績が大幅に悪化した時

不動産事業(投資)を行っている人は、初期投資と家賃収入だけでその投資の良し悪しを語るのではなく、不動産の売却までのトータル損益を意識しますよね。

株式投資も基本的には同じで、最後の売却で良い投資であったが決まります。

それを大きく左右するのが出口戦略ですので、しっかりと策を持っておきたいですね!

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