サラリーマンが社内での立場を強くするには「投資家リーマン」になること

こんにちは、兼業投資家のMMです。

多くの人はサラリーマンとして企業に雇われて生計を立てていると思います。

サラリーマンをやっていると色々な人と関わり、板ばさみになったりして、中々つらい立場が多いですね。

そのつらい立場に置かれている理由の一つが「受動的にならざるを得ないこと」だと考えています。

会社での仕事というのは、まず定型業務があり、突発的な依頼があり、中長期に関わるプロジェクトがあります。

そのいずれにも共通しているのが「自分ではない他の人が作った仕事である」ということです。

人の作った仕事というのは、そもそもどういう意図で作られたかもわかりませんし、詳細も分かりづらいので、どうしても行動が後手になってしまいがちです。

何をやっているかをしっかりと理解できないと先回りして何かやることも出来ず、結果的に周りから質問されてから動くという意味で「受動的に」なり、「やらされ感」を感じます。

ですが、もし「能動的」に進められるようになれば行動を先手で起こすことが出来ます。

先手で行動を起こすことが出来れば、業務を自分でコントロール出来るようになり、「やらされ感」も無くなり、サラリーマンとして会社内での自分の立場を強く出来ると考えています。

立場が強くなれば日々感じているストレスが軽減され、サラリーマンでいることが少し楽になるかもしれません。

そこで、会社内での立場を強くするための方法が「投資家サラリーマンになること」だと考えています。

僕も実際投資家リーマンを実践しているのですが、気持ち的にも自分の立場が強くなったと感じています。

それでは何故「投資家リーマンになることが会社内での立場を強くするのか」について展開したいと思います。

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前提知識 : 会社について知っておくべきこと

まずは会社内での立場を強くするためには、僕達が勤めている会社について知ることが重要です。

当たり前のようで実は知らないことって結構多いですので、自分の立場を強くするには人より正しい情報を多く持つことが必要になります。

会社は株主のものであることを理解する

会社を所有しているのはオーナーである株主です。

会社は誰のものかという話題が以前盛り上がったことがあり、その時に従業員のものという意見もかなり出てきましたが、従業員は会社に雇用されている立場で所有者ではありません

社長等の役員は雇用主という立場でありますが、その役員もオーナーである株主から選任されている立場です。

会社は株主のものである根拠は会社法105にあります。

会社法105

一  剰余金の配当を受ける権利

二  残余財産の分配を受ける権利

三  株主総会における議決権

利益は株主が受け取るものであり、会社の意思決定は株主が行うことが言われています。

この条文が、会社は株主のものであると言われる根拠になります。

株主はこのことを理解していますが、サラリーマンで意識している人は多くないのではと思います。

普段やっている業務も上司からの依頼も突発的に開催される会議も、究極的には株主のためになるべきであると言えます。

ですので自分が今やっていることが株主のためになる、と説明することが出来れば誰も文句は言えないはずです。

会社の目的は利益追求であり、株主に還元すること

もう一つ会社について理解すべきことがあります。

それは「会社の目的は利益追求であり、株主に還元すること」です。

勿論会社には社会的意義が無ければならず、利益の追求のみならず社会にとって良い存在で無ければならないことは前提です。

それでも会社は利益を出し続け、存続しなことにおいては社会貢献もすることが出来ません。

「会社の目的は利益追求であるということ」について、とても良い見解が2002年の教えて!goo にありましので、引用したいと思います。

みなさんのご意見を拝読しましたが、実に参考になる内容ばかりで敬服しました。

私も年数だけは長く会社勤めをしていますが、会社が存続しなくては大変困ります。
私は「利潤の追求」は第1次的な企業の目的だと思います。

企業は「継続して存続し、且つ発展すること」が大切であり、社会的な制
度はそれを前提に作られているように思います。

これをゴーイング・コンサーンといいます。

では企業が永年に渡り存続する為に何が一番大切かと言うと、それは利潤(単年度利益、内部留保など)だと思います。

利潤(利益)を計上できない会社は赤字決算となり、これが毎期続くと倒産します。

では、なぜ企業は倒産するより存続する方が良いのでしょうか。
私は以下のように考えます。


1.企業の雇用が安定し増大すれば、社員の所得も安定・増大して支出も安定・増加して国の経済も安定し、成長する
2.利益を計上した企業は、国、地方に納税するので、国、地方の歳入が安定して社会基盤などへの投資も可能となり国が豊かになる
3.その結果、安定した歳入を前提としている社会的制度が安定して国民に対して継続して行政サービスが継続される。
4.社会的な発明、発見が企業を通じて起こるのが日本の現状ですが、それらが現在の日本社会への貢献度は非常に大きいと思います。

一方、法人としての企業は社会的には個人と同様に法を守ることが当然の義務ですが、この点では、過去の公害禍や薬害禍、詐欺商法やマルチなど、法を逸脱する企業が数多くありました。

今後もこうした企業はなくならないと思います。これまではこのような「悪い」企業は、国が主に監視していたのですが、
最近は株式市場や債券市場などの金融市場がその役目をするようになってきました。また持ち合い株主のほかに純粋に投資を目的とした株主からも厳しい目でチェックされるようにもなってきました。

このような社会的な変化は、資本主義の成長だと思います。

私たちの社会は「個人と法人」で成り立っており国を支える歳入の源泉はその個人と法人の「納税」で成り立っています。

個人としては、お給料が上がり、いい暮しをしたいという欲求も当然ですが、所得が上がれば税金も上がり、それが社会的貢献になっています。法人もこの点では同じだと思います。

株主が気にする株価指標を知る

会社で従業員として働く以上は株主の利益になる行動を起こせば、もしくは自分の起こしている行動は株主の利益になると言えれば、誰もが認めざるを得ません。

それでは株主の利益になるというのは具体的にどのようなことを指すのでしょうか?

ここでは大きく2つの枠組みで説明していきます。

最大関心事は利益、配当金、株価

株主にとっての最大関心事は利益、配当金、株価になります。

株主はプラスのリターンを見込んで、自分の資本(お金)を投資していますが、お金を運用することで、更にそのお金を増やすことが目的です。

中には本当にその会社を応援したくて投資していて、リターンは無くても良い!という人もいるかもしれませんが、殆どの人はお金を増やすために投資をしています。

そのため、利益、配当金、株価に繋がる行動が出来ていれば良いわけです。

割安感を示す P/E、P/B、P/S

次に株主は割安感を示す株価指標を気にします。

通常割安感を示す株価指標を気にするのは、これから新たに株主になってくれる潜在的株主ですが、既存の株主にとっても保有株が割安感を示してくれれば、新たに株を買う人が増え、株価が上がります。

株価が上がることは株主の資産増加を意味し、株主の利益に繋がります

具体的に割安感を示す株価指標は下記の3つが使われます。

株価収益率 (Price Earnings ratio, P/E)

時価総額 ÷ 利益 で求められる。

今の株価が利益の何倍になっているかで割安感が判断される。

低い程割安感があり、利益が多い程割安感が出てくる

株価純資産倍率 (Price Book to ratio, P/B)

時価総額 ÷ 株主資本 で求められる。

今の株価が株主資本の何倍になっているかで割安感が判断される。

低い程割安感があり、利益が多い程割安感が出てくる

株価売上高倍率 (Price Sales to ratio, P/S)

時価総額 ÷ 売上高 で求められる。

今の株価が売上高の何倍になっているかで割安感が判断される。

低い程割安感があり、利益が多い程割安感が出てくる

*ウォーレン・バフェットが最も重視する指標 自己資本利益率 (ROE)

割安感ではなく、企業の収益性を測る指標。

利益 ÷ 株主資本 で求められる。

株主が投資したお金がどの位利益に繋がっているかが表され、バフェットが最も重視している指標。

利益が多い程収益性が高まる

これらの指標を良くするには各項目に挙げた通り、利益を増やすことです。

そのため利益に繋がる行動が出来ていれば良いわけです。

投資家リーマンになることが社内での立場を強くする

今までの話を踏まえて、改めてなぜ「投資家リーマンになることが社内での立場を強くする」かを展開していきます。

株主が求めていることは投資家が良く知っている

僕らが務めている会社のオーナーは株主(投資家)であり、株主のためになる行動が求められます。

「株主のためになる行動」とは具体的には、利益に繋がる行動を起こすことです。

このことは投資家にとっては当たり前のことですが、普通のサラリーマンは気づくことがありません。

なぜなら株主が何を求めているかは投資家しか分からないからです。

さすがに役員レベルや財務の責任者レベルであれば意識していると思いますが、一般の社員レベルではまず知りません。

ですが、自分自身が投資家になるとこれらの事を意識することが出来ます

そして自分の行動が利益に繋がる、株価指標好転に繋がると説明することが出来ればそれを否定できる人はいません。

従業員の行動は利益に繋がる行動になっているべきであるからです。

このことを理解できている人は多くありませんので、まずこれを理解した時点で自分の中で精神的に立場が強くなります。

他の人が答えを持っていない中、自分だけが答えを持っているようなものですね。

自分の行動を数値化して利益に繋がっていることを証明する

具体的に自分の行動が利益に繋がっていることはどのように見せれば良いのでしょうか?

それは「数値化」をすることです。

営業の人であればどれだけ売上を上げたかで数値化をされていて一目瞭然ですが、営業の人以外はパッと自分の成果がわかりやすい数字に出てきません。

そこを自分で数値化して、「これだけ利益に貢献している」と見せてしまえば良いのです。

【例1】
例えば今まで5日掛かっていた業務を4日で終わらすことが出来た場合は、その1日分コストカットが出来、その分利益に貢献出来たと言いましょう。

実際はその分会社が支払う給料が減っているわけではなく、コストカットにはなっていませんが、その空いた一日でまた別の作業が進められますので、実質のコスト好転で利益貢献と言えます。

この時、数値化することが大事です。

例えば月給25万で出勤日数が22日だと日給換算1.1万ですので、1.1万円の利益好転という事が出来ますし、その業務に5人関わっていたらざっくりですが5.5万円の利益好転と言えます。

これが毎月の業務であれば 66万円の利益好転です。

【例2】
他にも週に5回、5人が集まる会議を1時間やっていた場合、まずその会議のコストを見積もります。

ざっくり平均時給2千円とした場合、1日1万円、週に5万円、1年中通してやっている場合は260万円のコストが掛かっています。

それを週3回にした場合、週に2万円のコスト削減、1年間では104万円のコスト好転になります。

重要なのは数字で示し、自分の行動は利益好転に繋がっていることを見せることです。

本当に繋がっているかどうかは極端な話、二の次です。

見せることが大事なのです。

投資家リーマンになることが自分を楽にする

そして一番大事なのは「自分の行動が利益につながり、株主のためになっていると言う事で」仕事上のストレスを減らすことです。

結果的にこれらの行動が会社のためになるかもしれませんが、あくまでそれは副産物であり、投資家リーマンになる目的は自分のためです。

これらの理解、行動で基本的に会社内での自分の振る舞いに絶対的な自信を持つことが出来、何を言われても「自分の行動は正しい」と思えるようになります

そして他の人より自分の方が会社の「本質を理解している」という事実が会社内での立場を強くします。

実際に僕もいつからかこのことを実践していますが、仕事でのストレスはかなり減りました。

それまでは分からないことが多く、ストレスも感じていたのですが、今は「究極的には自分の行動が利益に繋がっていれば良く、それが株主である投資家のためになる」という絶対的な信念を持っているのでほぼストレスを感じません。

そしてサラリーマンの投資家というのはそこまで多くなく、周りの知らないことを知っている(しかも答え)状況がまた自分の精神的な立場も強くしてくれます。

また実際に、これらを実践することで結果的に周りからの評価も上がるかもしれません。

ですので、投資家リーマンになることは社内での立場を強くしてくれると考えています。

まとめ

働き方が多様になってきたとはいえ、それでもサラリーマンという選択肢は収入を得る手段としてはまだまだ主流ですし、これからも主流であり続けます。

そしてサラリーマンは組織で働くため、関わる人も役割も多く、ストレスも感じます。

今回の考えはそのストレスを軽減する一つの案ですが、僕自身はとても効果があるものでしたので、どなたかの参考になれば幸いです。

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