生活防衛資金ってどうすべき?アメリカにおける考えを紹介します

こんにちは、兼業投資家のMMです。

資産運用を始めるにあたり、万が一の場合に備えて資産運用をする分とは別に取っておくお金のことを生活防衛資金といいます。

投資をしている人であれば一度は耳にしたことがある言葉かもしれません。

手持ちのお金を全て投資に回してしまった場合、急にお金が必要になった時に困ってしまいますね。

この概念は投資先進国のアメリカにもあります。

日本の考えとは少し違うところがありますので、アメリカにおける生活防衛資金の考え方について紹介しようと思います。

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生活防衛資金 = Emergency Fund とは

アメリカでは生活防衛資金にあたる言葉は Emergency Fund (緊急時の資金) になります。

Emergency Fund とは具体的に何を指すかは、世界最大の投資信託会社であるバンガード社が次のように定義しています。

Emergency Fund とは人生における経済的なサプライズ出資を補うために取って置かれるもの。予期せぬ出来事はストレスになり、経済的にも厳しい。

直面する緊急事態とは具体的には次のことが挙げられる。

  • 失業
  • 病院 (歯医者含む)
  • 住居の修繕費
  • 車の故障
  • 予定していなかった交通費

バンガード社HPより

Emergency Fund とはその名の通り、「緊急時の出費のために取ってお金」になります。

生活防衛資金 (Emergency Fund) はどのくらい必要?

個人やその人の状況によりどの位の生活防衛資金 (Emergency Fund) が必要かは変わってきますが、バンガード社は目安としては生活費支出の3〜6ヶ月分としています。

この生活費の具体的な定義としては下記になります。

  • 住居費
  • 食費
  • 医療費 (保険料含む)
  • 光熱費
  • 交通費
  • 衣服費
  • ローン返済

生活に必要な出費はこれらとなり、下記は狭義での生活費に入らないので除外されています。

  • 娯楽費
  • 外食費
  • 生活必需品以外の買い物費
  • 旅行費
  • 貯金(住宅用、学費用等)

生活防衛資金については、不安であれば1年分や2年分持ちたくなるものですが、アメリカでは概ね3〜6ヶ月としている所が多いです。

万が一失業をしてもその期間中に次の職を見つけるようにしていることと、ある程度リスクを取る国民性なのかなと思います。

生活防衛資金 (Emergency Fund) はどうやって確保しておくべき?

日本では生活防衛資金はほとんどが現金預金になっていると思いますが、アメリカでは少し事情違います。

生活防衛資金 (Emergency Fund) の目的は以下の3つになります。

  • 市場のリスクから守られている
  • 簡単に引き出しが出来る (=流動性が高い)
  • 利子がつく

生活防衛資金はお金を作る目的ではありませんが、利子を得る機会をあえて見逃す必要もない、ということから入っています。

そのため、現金預金だけが生活防衛資金の確保手段だけではなく、MRF(マネーリザーブファンド)MMF(マネーマネージドファンド)も薦められています。

MRFもMMFも公社債の投資信託の一種ですが、どちらも元本割れの可能性は少なく(リスクは有)、また現金引き出しも自由に出来ますが、利率が貯金口座よりも良いことから生活防衛資金用に実際に使っている人も多いです。

*厳密にはMRFよりMMFの方が利率が高く元本割の可能性も上がり、MMFの引き出しは預入から30日前後経ってからです。

我が家の生活防衛資金

2016年の支出実績から、必要生活費を生活固定費、生活変動費、生活積立費の実績を基にすると、1か月 $2,156 (24.8万円)となります。

生活費の3〜6ヶ月分となっていますので、リスクを見て6ヶ月分とすると $12,936 (148.8万円) が我が家の生活防衛資金となります。

海外赴任中で住宅費が掛かっていないため、毎月の支出が低くなり、それによって生活防衛資金も低くなっています。

理論上は $12,936 分をMRFかMMFに入れて確保しておけば、残りは投資に回しても良いことになります。

個人の性格なのか、日本人だからなのか、これだけの生活防衛資金では少なく感じるので、もう少し多く確保しておきたいと思う所ですが、もしかしたらこの考えが日本人が投資から遠ざかっている理由かもしれません。

現在は生活防衛資金を含む安全資産は全て貯蓄口座に入れているだけですので、少なくともMRFかMMFに生活防衛資金分だけでも移そうかと思います。

まとめ

生活防衛資金 (Emergency Fand)は万が一の支出のために取っておくお金のことで、生活費支出の3〜6ヶ月分が必要になります。(アメリカ基準)

生活防衛資金の確保の手段としては、現金預金、MRF、MMFがあります。

生活防衛資金を確保しておくことは、万が一の支出に備えられる安心感を得られることが出来ますので、この安心感というのは日々生活しておく上で大事ですね。

投資以外にも何かに挑戦することにはリスクが伴いますが、生活防衛資金を確保しておくことは、そのリスク軽減に備えられます。

生きていく上で支出というのは必ずついて回るものですので、お金を確保しておくことで少しでも安心を手に入れ、リスクを取れるようにしておきたいですね。

人生を豊かにするためには、生活防衛資金(Emergency Fund)は必須になります。

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