米国証券会社で利用できる「DRIP(配当金再投資制度)」 ってどういうもの?

こんにちは、兼業投資家のMMです。

長期投資を行う場合、必ずと言って良いほど耳にするのが「配当金再投資」「複利効果」という言葉です。

言葉の通り投資している株式からの配当金を再投資することで、複利効果を得ようとするものです。

ですが、この言葉を聞く度に具体的なイメージが湧きませんでした。

というのも、配当金を得ても株式を追加購入するには足らない場合は結局資金を寝かすことになるし、更に再投資するにも手数料が掛かって結果的には損をするのでは?と思っていたからです。

ですが、この疑問を解決する制度がアメリカにはありました。

それがDRIP(配当金再投資制度)です。

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DRIP(配当金再投資制度)とは

DRIPとは Dividend Reinvestment Plan の略で配当金再投資制度と訳され、投資している株式から配当金を受け取った際に、そのまま再投資が出来る制度になります。

アメリカのオンライン証券会社のほとんどはDRIPに対応しています。

DRIPによるメリットは下記の通りとなります。

  • 売買手数料が掛からない
  • 配当金が株価に足りなくても投資が可能(端株)
  • 自動で再投資が出来る
  • ドルコスト平均法で購入が出来る

個人的な懸念であった購入手数料、配当金が株価に達していない場合に購入できない、の問題が解決されています。

DRIPを利用すれば購入手数料無しで追加購入が出来ますし、配当金が株価に達していなくても投資が可能になります。

更に一旦DRIPの設定をすればその後配当金を受け取る度に自動的に投資をしてくれますし、定期的な買い付けによるドルコスト平均法の積立も期待できます。*米国株の配当は通常年4回です。

まさに配当再投資で複利効果を得るための制度と言えますね。

DRIP利用で割引をオファーしている企業も

上記の通り大きなメリットがある DRIP ですが、企業によっては DRIP を利用することで株式を割引価格で追加購入することができます。

下記はその一例です。

企業名 Ticker 割引率
Healthcare Reality Trust HR 4.6%
Toronto-Dominion Bank TD 3.8%
Piedmont Natural Gas PNY 3.2%
First Commonwealth Financial FCF 3.0%
Independent Bank Corp INDB 2.3%
Agnico Eagle Mine AEM 1.1%

(参考:Nasdaq)

ただでさえお得な制度であるDRIPに株式の割引も加わるとはスゴイ制度ですね。。

ですがこの株式の割引というのは限られた企業しか行っておらず、一覧等もなく見つけるのがかなり難しいです。

個別企業のIRページを見ても判断が難しいので、アメリカ人であっても見つけられたらラッキー位な感じです。

DRIPだけでも運用が出来る

もし1980年にペプシコ(PEP)に$2,000 (約22万円)を投資し、その後は配当再投資だけで運用した場合、2004年時点では$150,000 (約1,650万円) になっています。(参照:Dividend.com)

配当金再投資の複利効果についての説明を聞いて理解したつもりでいますが、いざこのような数字で見ると複利の力を感じることが出来ますね。

この複利効果を得られるのも DRIP で手数料無しで追加投資が出来ることと、株価に足りてなくても再投資が出来ることが大きいです。

長期投資かつほったらかし投資というとインデックス投資が真っ先に思い浮かびますが、DRIP を利用した個別株でもほったらかし投資が出来そうですね。

日本にもDRIP(配当金再投資制度)の導入を!

今現在日本の証券会社で DRIP(配当金再投資制度)を導入している所は残念ながらありません。

ですが、長期投資を行う人にとって大きなメリットがある制度ですし、DRIPの導入によって投資の門戸が広がる可能性もあります。

何より今後日本に帰ってからも投資を続ける予定の自分にとてもメリットがあります。。笑

ただ日本でも DRIP と全く同じ条件で投資できるのが 持株会 で、配当再投資の手数料はなく、株価未満でも追加投資ができ、更に割引(=奨励金)もあります。

持株会と同じ要領で株式投資が出来るのであれば、投資信託・ETFでのインデックス投資をメインとしている自分も個別株式の比率を上げると思います。

出来れば今後日本でも要望が多くなれば導入されるかもしれませんので、機会があれば要望をしようと思います。

参考:DRIPの設定

現在、チャールズシュワブ証券で投資を行っていますが、チャールズシュワブでもDRIP対応を行っています。

個別株とETFに関しては DRIP 設定を行っていますが、参考まで設定画面を紹介します。

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上記赤枠の「Reinvestment」という所を 「Yes」にすれば DRIP設定の完了です。

他の証券会社の画面は見たことがありませんが、大体同様の簡単な設定になります。

まとめ

米国の証券会社では配当金再投資で複利効果を得ることが出来るDRIP(配当金再投資制度)という制度があります。

長期投資家にとって大きなメリットがある制度ですので、今後日本でもぜひ導入が検討されて欲しいですし、同様に割引をオファーしてくれる企業も増えると個人的には有難いなと思います。

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