長期投資をちょっと面白くする「コア・サテライト戦略」

こんにちは、兼業投資家のMMです。

2011年に投資を開始して以来、主要投資先は一貫して市場連動型投資信託、いわゆるインデックス投資をしています。

日本の時は株主優待目的で個別株を一社持っていましたが、基本は市場連動型のみで2年間運用、アメリカに来てからも最初は市場連動型のみでの資産運用をしていました。

インデックス投資は世界の投資家たちが言及しているように、リターンを得られる最も確実な方法とされています。

ただしあくまで市場連動であり短期的な利益を得られないこと、長期投資であり時間が掛かること、何より面白みに掛けることがデメリットとしてあります。

ジョージ・ソロスが言うように「良い投資は退屈である」ということを理解していても、せっかく勉強して知識をつけると自分の力量を試してみたくなるのが人の性ですね。

長く続けるためには面白いことも大事、そんな投資手法として「コア・サテライト戦略」を紹介したいと思います。

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コア・サテライト戦略とは

コア・サテライト戦略とは、投資先を安定したリターンが期待できるコア(核)リスクがあるがハイリターンを狙えるサテライト(衛星)に分け、基本はインデックス投資として市場平均のリターンを狙いつつ、サテライト投資で市場平均を上回ることを狙っています。

コア・サテライト 投資先 期間
コア インデックスファンド(ETF) 長期
サテライト アクティブファンド(ETF)、個別株投資 短中期

イメージとしては↑のような感じで、コア投資ではインデックス投資を行い、サテライト投資としてアクティブファンドや個別株投資、価格変動が激しい新興国株式や小型株等で市場平均以上のリターンを狙います。

期間としてはコアが長期、サテライトは短中期としています。

コアとサテライトの比率に関して、「これが最適!」と明言されてはいないのですが、コア 70~80%サテライト 20~30%とするのが一般的です。

確実性を狙いつつも、少しリスクを負って多めのリターンを狙い、全体でもインデックス100%投資よりも良いリターンを狙います。

長期投資家かつインデックス投資に向いている戦略と言えます。

コア・サテライト戦略の目的

コア・サテライト戦略の一番の目的は、インデックス投資より多くのリターンを得ることです。

インデックス投資による長期投資はトータルリターンで見ると市場平均とともに伸びる前提ですが、10年20年単位で見ると株式市場の落ち込みとその落ち込みからの上昇が1-2回は来ることが予想されます。

そのようなタイミングはバリュー株を買う絶好の機会で、リターンを増やすことが出来ます。

また長期投資を行っている間に、世の中に革新を起こす企業が出てきて、グロース投資によるリターンを得られる可能性もあります。

市況を読むのは難しいですが、長期投資のみではこのような機会を逃してしまいます。

そのためコア・サテライト戦略による投資をすることで、確実性のある投資先で運用しつつ、市況に応じて個別株・アクティブファンドに投資をすることで、多くのリターンを狙うことが出来ます。

長期投資を面白くする

個人的にコア・サテライト戦略の目的として「長期投資を面白くする」ということがあります。

インデックス投資をしている方は感じていると思いますが、長期前提のインデックス投資はとても退屈です。。

投資先と毎月の積立額さえ決めてしまえば、あとはやることがありません。

確定拠出年金もよい例で、強制的に長期投資ですので、あまり面白みがありませんね。

投資の本来の目的は資産を増やすことですし、「良い投資は退屈」なものですので、全く時間費やさない投資法は理想的かもしれません。

それでも投資をしているからにはある程度勉強をして知識があるでしょうし、つまらなすぎで興味を失うとせっかく身につけた知識も忘れてしまいます。

そのような場合にも「コア・サテライト戦略」は投資をおもしろくするという意味で効果的です。

あくまで自分の力量で投資するのは全体の20~30%ですので、その分で「投資家気分」を味わうことが出来ます。

僕自身も投資は資産運用目的と経済を知ることを目的に始めましたが、インデックス一本だと次第に経済ニュースもそこまで見なくなり、情報を取らなくなりましたが、「コア・サテライト」で個別株にも投資するようになってからは経済ニュースをまた見るようになりました。

バリュー投資も知れましたし、財務諸表を読むようになりましたし、ベン・グレアムの存在も知ることが出来ました。

そしてやっぱり面白さも感じています。

コア・サテライト戦略実践の結果

今まさにコア・サテライト戦略を実践していますが、その結果がどうなるかを2017年11月の米国株運用状況で確認してみます。

何をコアとするか、何をサテライトとするか厳密な決まりはないのですが、米大型株ファンド、世界経済インデックスファンド、S&P500インデックスファンドをコア、それ以外の米小型株ファンド、 ETF、個別株をサテライトとしています。

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こちらがコア・サテライト別です。

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コア 60%、サテライト 40%とかなりサテライトが高くなっていますが、米小型株ファンドをコアに入れると 7:3の割合になって丁度良い感じです。

そして損益率ですが、コアはほぼ市場平均通りの14.1%のプラスに対し、サテライトは34.8%のプラスとなり、全体としての損益率もプラス21.6%とサテライトによるプラスが大きく貢献しています。

サテライトのプラスはたまたま投資した時期が良かったというのもありますが、現時点ではコア・サテライト戦略が上手く機能していると言えます。

もし全てコアに投資していたら全体でも14.1%のプラスに留まっていました。

でもやっぱり金額以上に、経済情報を取るようになったこと、投資に面白みが出たこと、の方が効果としては大きいと自分としては思います。

まとめ

コア・サテライト戦略は長期投資家に有効な戦略と言えます。

その効果はコア一本の時よりも多いリターンを狙えることと、それ以上に長期投資を面白くするという側面もあります。

成功すればラッキーですし、もし上手く行かなかったらコア一本に戻すのもありです。

もしインデックス投資に飽きてきたら「コア・サテライト戦略」を検討してみるのも良いかもしれません。

と同時に「良い投資はつまらない」という相場の格言も肝に銘じておきたいですね!

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